概要
東京都北多摩郡東村山町の市制施行(東村山市)を記念して1963年に製作された音頭。東村山町農業協同組合がレコードを発売し、三橋美智也等が歌唱した。
……なのだが、その13年後に同所で生まれた志村けんが『8時だョ!全員集合』の少年少女合唱隊コーナーで披露した、ファンキーにアレンジしたバージョンの方が有名になる。
木曜会議の際、不意に志村が郷里の歌を口ずさんだ所、メンバーから「面白い」と目をつけられ、全員集合で披露した。元々は志村は東京出身なのにも関わらず、メンバーから田舎者扱いされていたため、「俺は一応東京出身だぞ」と主張するためになんとなく歌い始めたのが始まりである(ちなみにいかりやが現在の墨田区出身、高木は豊島区出身で疎開のために現在の柏市に移住して文京区の中高に通っていた、仲本は渋谷区出身、加藤は世田谷区出身で親の都合で福島市に移住したため、今の東京都23区と高校卒業までに大きく関わりがなかったのが志村だけである)。
この曲でザ・ドリフターズへ加入後長らく伸び悩んでいた志村は一気にブレイクし、裏番組である『欽ちゃんのドンといってみよう!』の大ヒットによって視聴率が低下していた『全員集合』も見事息を吹き返す事となった。
志村はアレンジ版で「東村山市の知名度向上に大きく貢献した」として当時の東村山市長から感謝状を授与された。その際、記念として東村山駅前に「志村けんの木」の名義のケヤキが植えられている。
pixiv上では『全員集合』で一丁目の部分を歌唱する際、バレリーナ風な姿になった志村のパロディイラストが多く掲載されている。
関連動画
これが本来の東村山音頭である。
関連イラスト
外部リンク
関連タグ
東村山駅:前述した志村けんの木が駅前にある他、一時期は発車メロディにこの曲を使用していた。ただし本来のメロディーで、ドリフヴァージョンではない。
ロック・リーの青春フルパワー忍伝:バレリーナ風な姿で登場した時の志村を元にした「志村けん奥義 わーお」と言う技がアニメ版で登場している。