線路を敷くのに使われる鋼鉄製の案内路。軌条。
元は、同じ幅の車輪が大量に通行してできる轍に由来し、鉱山で使われていた木製レールから進化して、現在のような鉄道用のレールとなった。
廃品が駅のプラットホームの柱や線路沿いの柵の柱、道路の街灯の柱に使われていることがある。また、短く切断して頭を平らに磨いたものは、レールアンビルといって金床に使われる。
珍しい例ではラックレールを適当な長さに切断して板状に溶接して繋げ、側溝の蓋に用いることも……。
戦場になった街などでは、適当な長さに切った数本のレールを溶接し、即席の対車両障害物にされることも。