1960年3月28日生まれ、愛知県出身。
地方騎手が中央へ移籍する制度そのものを大きく改革させた先駆者。
安藤勝己騎手がいなければ、岩田騎手・戸崎騎手・内田騎手・小牧騎手ら後に続いた彼らの活躍はなかったかもしれないと言える、多大な功績を残した地方騎手のレジェンド。
1980年代に笠松競馬のトップ騎手となり、オグリキャップやフェートノーザンの主戦としても活躍していたが、後のオグリキャップの中央移籍時に当時の制度上で騎乗出来なかった。
1995年中央地方交流元年で中央と地方の壁が大幅改革の年となり、報知杯4歳牝馬特別をライデンリーダーで勝ちその年の牝馬クラシックなどに出走。中央への思いを強くする。
1999年デイリー杯3歳Sを制したレジェンドハンターで朝日杯3歳Sへ挑むも、エイシンプレストンの前に交わされGI制覇ならず。
2003年中央へ移籍、高松宮記念をビリーヴで制し移籍1か月足らずで中央GI制覇を達成する。
以後もザッツザプレンティ・アドマイヤドン・キングカメハメハ・ツルマルボーイ・ダイワメジャー・ダイワスカーレット・ブエナビスタなどでGIを制する活躍を果たす。
2013年騎手引退、引退後は岡部幸雄騎手同様に競馬評論家や解説者として活動中。