概要
別名:変幻鎧将
CV:青山穣
ビーファイターカブトに登場した、ハチのような姿をしたビークラッシャー四鎧将の一員。
元はマザーメルザードによって産み落とされながらも、覚醒するのを拒んだ4体の子供たちの一員であり、不気味な幼虫の姿で長き眠りについていた。
しかしインセクトメダルがメルザード一族の手に堕ち、その中の一つであるハチのメダルの力を授かって覚醒。
マザーの命を受け、他のビークラッシャーのメンバーと行動を共にするようになる。
メンバーの中ではどこかひょうきんな一面を持ち、ドードをからかったり、サンタクロースに変装してビーファイターを攻撃したり、老師をジェットコースターに乗せて慌てふためく様を見ながら爆笑するなど、ドードと共にメルザードの中では珍しい性格をしている。
変幻鎧将という別名の通り、忍者のような特殊能力で敵を欺く戦法を得意としている。
人間に化けたり、透明になったり、空中戦をこなすなどトリッキーかつ芸達者な存在である。
手にしたハチの腹を模した武器「ハードックショッカー」から繰り出す一撃は、相手を幻覚に落とすこともできる。
よくムカデリンガーやキルマンティスとコンビを組んでおり、単独出撃回数は少ない。
最後はキルマンティスと共にビートルベースに侵入し、劣勢になるとビークラッシャーの誇りをかけて自爆を果たした。
これによりカブト達のビークルが大破し、使用不可能になっている。
その他
- ミスティ・ホーンから「ハエ男」と呼ばれ、それに憤慨するなどコミカルなシーンが多いキャラクターである。
・余談として声優を務めた青山穣氏は本作が初の特撮作品出演となっている。
また当時制作スタッフとして参加していた目黒圭一氏によると、デスコーピオンを演じた稲田徹氏と共に後楽園の野外劇場にてヒーローショーを観に行っていたらしい。
稲田徹氏も自身のTwitterにて後年の別作品収録現場にて、青山氏と会った際本作について語るなど思い入れがあることが窺える。