アドマイヤドンは、1999年5月17日生まれ、父ティンバーカントリー母ベガ。通算25戦10勝。松田博資厩舎。
アドマイヤベガの半弟なのでデビュー前から期待されていた。
2001年デビュー、朝日杯FSを制し最優秀2歳牡馬受賞。
2002年クラシックで皐月賞7着・ダービー6着・菊花賞4着と伸び悩んだが、ダート戦に矛先を変えJBCクラシックでGI2勝目。しかしJCダート3着、2003年フェブラリーSでは出遅れや接触などの不利があり11着。
半年の休養後エルムS9馬身差の圧勝⇒南部杯制覇⇒JBCクラシック連覇と完全復活し、JCダートでアメリカのフリートストリートダンサーと判定は4センチ差の大接戦を演じたが2着、アナウンサーがアドマイヤドンが勝ったと間違えた程のレースだった。
2003年最優秀ダート馬を受賞。
2004年フェブラリーSを制覇しドバイ遠征ドバイワールドCは8着、帰国して帝王賞制覇したが南部杯は2着JBCクラシックを制覇し史上初の同一GI3連覇。
JCダートは同厩舎のタイムパラドックスにまさかの敗戦、3年連続で勝てなかった。
2004年最優秀ダート馬を受賞。
その後は有馬記念7着フェブラリーS5着など勝てなくなり引退。
ライバルのゴールドアリュールとは1勝2敗だった。
アドマイヤベガやアドマイヤボスの弟で、母ベガは3兄弟重賞制覇を達成。
種牡馬としてアルバート・アドマイヤデウスなどがいる。