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艦隊これくしょんプラモデルの編集履歴

2021-06-18 18:59:49 バージョン

艦隊これくしょんプラモデル

かんたいこれくしょんぷらもでる

艦隊これくしょんプラモデルとは、現在模型メーカーのアオシマが主導して展開中のプラモデルのシリーズである。

概要


かねてよりウォーターラインに力を入れていたアオシマにプラモデル化の権利が艦これ運営より与えられたと推測され、2013年10月にシリーズナンバー01の長門を筆頭に展開中のシリーズ。

当初はアオシマ単独での展開かと思われたが2013年末にハセガワ、2014年初頭にタミヤとのコラボレーションが決定し静岡模型教材協同組合(以下、静模協)を上げてのバックアップとなった。

現在の図式としては艦隊これくしょんプラモデル」≒「ウォーターラインシリーズ」と言って良いだろう。


キット内容

  • 基本的には既存のウォーターライン製品にカラーエッチング、シール、カード(これらを付属品と称する)を梱包した内容。ちなみに「痛車シリーズ」のデカール同様、部品取り寄せでは購入できない「非売品」である。更には痛車シリーズ同様にシュリンクでパッケージされたものとなっている。
  • アオシマ製品については自社製品のため箱や組立説明書もウォーターライン製品とは大きく仕様が異なるが、タミヤ・ハセガワ製品については大人の事情により実現できなかった模様で、付属品を入れた既存のキットをスリーブケースで被せている。そのため、アオシマの製品はアオシマから、タミヤ・ハセガワの製品はアオシマのホビーブランド、スカイネット扱いとなっている。
  • ただし、SPのドイツレベル製品についてはコラボレーションではあるものの「(タミヤ・ハセガワ)xアオシマ」のようなダブルネームではなくアオシマ扱いとなっているため、アオシマのブランドとして発売されている。
  • 定価は既存商品+1000円〜1200円といったところなので高いか安いかは判断を委ねたいところである。なお「No26龍驤」から「ディスプレイシート」(飾る際に下に敷くキャラクターの立ち絵入りのシート)も同梱され、お買い得感は増したとも言える。
  • 同時にカラーエッチングにも電探や艦載機のプロペラなどが付属し、所謂「本格派」のニーズもある程度は満たせるようになっている。
  • 塗料等については各メーカーに沿った指示がされており、アオシマ・ハセガワ製品はGSIクレオス製を指定しているが、タミヤ製品のみタミヤカラーでの塗装指示がされている。

ラインアップ

2021年現在のラインナップでは以下のようになっている。

01 戦艦 長門

02 重巡洋艦 愛宕

03 駆逐艦 雪風

04 軽巡洋艦 那珂

05 駆逐艦 島風 (T)

06 正規空母 赤城 (H)

07 戦艦 金剛 (H)

08 重巡洋艦 高雄

09 戦艦 陸奥

10 正規空母 加賀 (H)

11 戦艦 大和 (T)

12 軽巡洋艦 神通

13 軽空母 瑞鳳 (H)

14 駆逐艦 陽炎

15 正規空母 翔鶴 (T)

16 駆逐艦 天津風

17 重巡洋艦 羽黒 (H)

18 軽空母 千歳 (完)

19 重巡洋艦 摩耶

20 重巡洋艦 鈴谷 (T)

21 戦艦 榛名 (H)

22 駆逐艦 時津風

23 駆逐艦 睦月 (H)

24 給糧艦 間宮 (完)

25 駆逐艦 吹雪 (T)

26 軽空母 龍驤 (完)

27 揚陸艦 あきつ丸 (完)

28 補給艦 速吸

29 戦艦 長門 屈曲煙突

30 戦艦 ビスマルクdrei

31 重雷装巡洋艦 大井 (完)

32 重雷装巡洋艦 北上 (新)

33 水上機母艦 秋津洲

34 軽巡洋艦 大淀

35 工作艦 明石 (完)

36 潜水母艦 大鯨

37 軽空母 大鷹 (追)

38 航空母艦 アークロイヤル

SP 軽巡洋艦 川内

SP 航空母艦 グラーフ・ツェッペリン (R)※本製品のみ1/720スケールのフルハルモデル


(注):無印はアオシマ、(T)はタミヤ、(H)はハセガワ、(R)はドイツレベル製品を指す

アオシマ製品で(追)は金型追加品、(完)は完全新規品、(新)は新金型(リテイク品)を指す


他には静模協扱いで「伊号潜水艦セット(伊401、伊58、伊168)」「第一水雷戦隊セット(不知火、阿武隈、霞)」が存在する。


今後

  • 艦これブームによる影響で新規金型によるラインナップ増加もあり、まだまだ製品は増える可能性がありプラモデラー提督の財布とドックの圧迫が心配される。 ただし2017年でリリースは止まっている。
  • 蜜月状態にあると噂されるハセガワ社の「天龍」「龍田」もファンは待ち遠しいであろう。また「グラーフ・ツェッペリン」の再販により海外とのパイプができたのも注目している。

余談

  • 静模協による3社共同展開でのキット発売は伊号潜水艦セットが初めてではなく、艦これシリーズ展開直前の2013年6月にタミヤが主導で静模協から発売された『ミッドウェー海戦 激闘のヨークタウンセット』が発売されており、こちらにはタミヤの「ヨークタウン」、アオシマの「飛龍」、ハセガワの「伊370/68」のキットに双葉社のDVD付きマガジン等がセットに入っていた。
  • そのほか、同年5月に発売されたアオシマの「日本重巡洋艦 摩耶」にタミヤの「米国潜水艦 デイス」のキットを同梱しダブルネームとして発売されたキットがあり、これらが艦これでのコラボの足がかりになったとも言える。
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