概要
「レインボー・イン・マイ・ソウル」は佐野元春の8thアルバム『Sweet16』からのシングルカット。両A面シングル「彼女の隣人/レインボー・イン・マイ・ソウル」としてEpic/Sony Records / M's Factoryから発売された。
ジーン・チャンドラーの「レインボー」にインスパイアされた楽曲。1991年10月に佐野の父親が亡くなり、どんな曲を書いたらいいか考えた際、自己憐憫と自己愛に陥らないことを意識していたと語っている。また、「さよならBlue…」というフレーズについては「それまでの価値観に"さよなら"を言いたかったんだと思う」と語っている。曲調や歌詞の内容から90年代の「SOMEDAY」とも評されている。
くずのアルバム『くずアルバム』(2003年)に収録された「虹がかかってた」という曲に佐野がコーラスとして参加しており、サビにこの曲のフレーズが引用されている。また、冒頭の『元春レイディオ・ショー』風の寸劇では「君をさがしている(朝が来るまで)」(1981年のアルバム『Heart_Beat』収録)の歌詞のフレーズを佐野を真似た口調で山口智充が述べる一幕もあった。
関連動画
発売年の9月から1993年1月に行われた全国ツアー「See Far Miles Tour PartⅡ」の大阪城ホール公演(1993年1月16日開催)より。
ちなみに、映像で佐野が弾いていたギター(Takamine NPT-110)は後年に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の企画『クイズ佐野元春の500のコト』の優勝賞品として田中直樹(ココリコ)に贈呈された。