広島カープ所属の11歳の小学生選手で、ポジションは投手。背番号101。左投左打。
幼い頃は天才ピアニストとして名を馳せていたが、9歳の時に祖父と大リーグの試合を見に行き、熱い勝負を目の当たりにしたことがきっかけで野球の面白さに目覚め、ピアニストを電撃引退してトレーニングに励む。しかし、大リーグでも女子の参加は認められていなかったため、この時からアンディを名乗ってブルーソックスに在籍し、試合に出場していた。大リーグ時代に習得したアンダースローから打者の心を幻惑し闘争心を無くしてしまう「メロディボール」と呼ばれる魔球を投げる投手であるとともに、「リズム打法」により打撃も好調。女性であることが判明した試合で、野球協約違反のために球界追放の危機に立たされるが、才能を惜しむファンの声が高まった事、女性をプロ野球界での在籍と出場を認める協約改正の動きが出ていた事(現在では女性選手の在籍や出場が一部認められている)などから、彼女を女性プロのテスト生として取り扱うコミッショナー裁定により、初出場から正体がばれた試合まで、特例が認められた。童夢との40球近い戦いの末に破れる。童夢との対決に敗れた後は、ピアニストになる夢を実現するため、ウィーンへ去る。
最初は童夢の事を軽くしか見ていなかったが、真剣・真摯に対戦する童夢の姿に、徐々に彼に対する想いが高まっていく。そして最後の対決で童夢の事が心から好きで愛していることを自覚し、以後は相思相愛の仲になる。童夢は「レインボースパークボール」を初めて打った彼女の為に封印していたが、彼女のアドバイスを受けて改良が加えられ、再び使用するようになる。再来日した時に、カルロスに敗れて彼女に甘えようとした童夢をあえて冷たく突き放し、彼に立ち直らせるきっかけを与えた。スペシャル版で童夢にキスをしている。