ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:粉雪
編集内容:追記修正。

概要

トウガンとは、ウリ科蔓性の一年草植物の一つである。

春、遅霜の心配がなくなった頃に種子を蒔き、夏~秋に果実を野菜として食用とするため収穫する。

果実は薄型もしくは溝のないカボチャ型で、普通大型だが近年は核家族化の世相を反映し小型の品種も作られて出回っている。

名前の由来は夏~秋に収穫して冷暗所に保管しておくと冬まで保存できることから。英語名のWinter melonはここから来ている。

古くは京都の賀茂で多く栽培されていたためカモウリの別名もある。

日本には奈良時代ごろに中国()から渡来したとされる。

果実は熟すと表面にロウ質の粉を吹くが(英語名でWax gourdとも呼ばれるのはこれが理由)近年市場に出回る品種は粉を吹かないように品種改良されている。

利用法

果実を普通煮て食べることが多く、中華料理では人気の食材でトウガンの中身をくりぬき肉や野菜の多く入ったスープを入れトウガンと共に煮込むダイナミックな料理がある。

種子は漢方で冬瓜子の名でおできや虫下しに用いられる。西洋医学でも果皮をワックスゴード(Wax gourd)の名で冬瓜子と利用法はほぼ同じ。

関連記事

親記事

編集者:粉雪
編集内容:追記修正。