「井伏鱒二だ。そっちに津島……いや、太宰は来ているか?」
プロフィール
公式人物紹介
『自身をオジサンと呼び飄々とした言動が目立つが小説家としての矜持は失っていない妙齢の男。懐が広い大人物だが、大好きな釣りをしている時にはそこはかとなく哀愁の漂う表情を見せる。不肖の弟子である太宰治には振り回されつつも、根気強く見守り続けているようだ。魚も好きだがカレーうどんも好きらしい。』
※ゲーム内図鑑より引用
概要
『文豪とアルケミスト』にて、文豪井伏鱒二がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。
イベント「井伏鱒二に関する研究」にて先行実装された。
先行実装期間が終了しているため入手不可(実装初期当時)だが、ゲリラ的に行われた転生イベント等で入手できるチャンスは過去にあった。2019年1月にも期間限定転生イベントがあり、そこでも入手は可能。
今後の本実装が待たれる文豪の一人であるのは間違いない……と言われ続けていた中で、2019年6月28日に待望の通常実装となった。洋墨1500消費の枠から出現するようになっている。
ゲーム内でのキャラクター像
文豪達の中でも年配の姿で転生している。洋装の上に、和服を羽織り、肩肌脱ぎしている。
武器は血抜き溝が掘られた大振りのブロードソード。持ち手は日本刀のそれに似る。
落ち着いた言動で突拍子もない奴らの行動をいなしている。
交友関係
師は佐藤春夫。
師弟感情を拗らせたような面子と比べるととても良好で健全な関係である。
太宰治に佐藤についで絡まれるが、師よりも柔軟に受け流している。
その他人当りが良いとは言えない岩野泡鳴をフォローしたり、作品を絶賛していた梶井基次郎の酒の失敗をフォローしたりと懐は深い。
堀辰雄とも仲が良く、草野心平とは生前から料理やその命名に感心しており、今も酒を酌み交わす仲の模様。
基本的に「癒し系文豪」で集まる傾向があるのかもしれない。
余談
今作に登場する文豪の中では、没年が近年(1993年)である事から無事に実装できるのか……という懸念が存在するのだが、無事実装される事となった。
ちなみに自らをオジサンと自称し容姿もゲーム内屈指の年長者である彼だが、CVを担当している武内氏は文アル参加声優陣の中では最年少で、収録・初実装当時はまだ19歳だった。
関連タグ
井伏鱒二:史実