ミックスボクシング
みっくすぼくしんぐ
概要
現実では相手に打撃を与えるという競技の性格上と男女の肉体的な性差の関係上、混合試合が行われることは滅多にない。しかし、その非現実性ゆえ、ボクシング創作では題材としてよく描かれている。
試合展開やシチュエーションにより、M向け、S向けに大きく分かれる。
現実では
17世紀イギリスのルール確立以前の近代ボクシングの時代から女子ボクシングが正式に認められる20世紀後半にかけて、女性の競技人口が非常に少なかったこともあり、男女混合試合がしばしば行われていた記録がある。現代ではプロ・アマ共に女子ボクシングのルールが確立し、競技人口が増えたことにより、公式戦で行われることはまずなくなった。中学生以下のアンダージュニアで混同試合が行われていたことは、商業作品内(BUYUDEN)でも描写されていたが、近年では行われていないとみられる。
現実で男女混合試合が行われる場合として考えられるのは非公式のスパーリング大会や興行試合くらいであり、その状況ではハンデが設けられる場合が多い。
アダルトビデオにはマイナーではあるものの、題材にしたものが存在する。
パターン
ミックスボクシング作品は、描かれる試合展開によって大きく3種類に分けられる。好みが正反対に分かれるため、市販の作品では「男負け」、「リョナ」、「逆転なし」等、作中展開・結末がタイトル等であらかじめ明記されていることが多い。
女性優位
pixiv内外共に最も多く描かれている。男性・M向け作品に多い。
女だから弱い・非力だと侮り、自身の実力を過信していた男が女に圧倒的実力差で一方的に叩きのめされる展開が描かれる傾向が強い。その後、実力の差を対戦相手や観客たちに嘲笑され、敗北した惨めな姿を晒されることで、男側のプライドを打ち砕き、屈辱を与える結末が好まれている。
また、絶対に埋められない年齢差、身長差を強調したおねショタが描かれるものもあるが、逆に子どもだと侮った大人がコテンパンにされるものも存在する。