概要
プロレスやボクシングやキャットファイトなどで男vs女で試合をすることである。
タッグの場合は1人でも異性が混じっていればミックスファイトとなる。
海外では、総合格闘技(MMA)をミックスファイトとして呼ぶ事もあり、男女混合試合をミックスレスリング(MixedWrestling)、ミックスボクシング(Mixed Boxing)と表記される事が多い。
男女が戦うだけではミックスファイトと言及されることは少なく、総合格闘技やプロレスなどの試合形式で男女混合になった際に呼ばれる事が多い。
現実ではハンデありの変則マッチになることも多く一方的な試合になりがちだが、体重差が無い男女間ハンデ無しのガチの試合で女性が勝利することも普通にある。
創作物において
バトル物の漫画やゲームなどの創作物において、男女混合で戦うのはよくあるシチュエーションだろう。
ドラゴンボールに出てくる天下一武道会は男女混合の試合も多く、試合の中で悟空とチチが結婚したり、ビーデルとスポポビッチが激しい格闘戦を行ったりと、じゃれ合い程度から残虐、暴力的なものまで1つの作品の中でも幅広く描写されている。
また、武器や肉弾戦のみならず、魔法や超能力(特殊能力)が含まれた能力バトルに展開していくと持ち前の能力の強さと戦術、相手との相性が重要になるため、もはや男女間の体格差や力関係はあまり通用しなくなる事が多い。
格闘ゲームなどでは対人戦を考慮したバランス調整がされている場合がほとんどで、男女間で一方的な性能格差が発生するゲームは少ない。
これぞ男女平等
現実問題
女性問題に発展する危険性を孕んでいる為、団体等で自主規制を設けている所もある。
WWEのミックスドタッグマッチの場合、片方が交代した場合、自動的にもう片方も交代しなければならないというルールが設けられている。
一方、アメリカ国内では男子vs女子の試合を法律によって禁止している州も存在する。2003年10月のWWE・PPV興行で行われたビンス・マクマホンvsステファニー・マクマホン戦がメリーランド州の法律に違反し、罰金刑に処された事例もある。
また日本国内でも、新日本プロレスがミックスドマッチを行っておらず、大日本プロレスでも2008年に女性関係の不祥事を起こした経緯から、所属選手のミックスドマッチを他団体参戦時も含めて原則禁止している。