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武漢肺炎の編集履歴

2021-09-05 11:03:29 バージョン

武漢肺炎

ぶかんはいえん

武漢肺炎は2020年流行のCOVID19の別名、中華人民共和国武漢市での流行から。

語源

2020年に世界的流行、パンデミックとなった新型コロナウイルス、COVID-19の別名。

最初に存在が確認され、流行の発火点となったのが中国、武漢市であることから「武漢ウイルス」とも呼ばれている。


ただ、WHOの指針では、「風評被害や差別の源泉となってしまうため」として、2015年より人名・地名・動物名を病気や病原体の名称に使わない、という取り決めをしている。(新型コロナ、病名の背景に「地名はダメ」のルールと事情)。

なので、この名称は蔑称になるのだとして安易な使用は避けた方がいい、と言う人もいる。


また中国が、自国の地域を発生源であるとは認めておらず、「他国による可能性がある」との外部要因を主張している(発生源であった可能性はあるが、現状では全て憶測の域を出ていない)。


なお、中国共産党政権との対立でWHOから排除されている台湾や国家安全法問題などで中央政府への反感が強い香港では一般的に使用されており、「武肺」という略称も用いられている。


症例

潜伏期間が長く、感染力も非常に強い。

罹患した多くの重症患者に肺の繊維化、肺の他にも神経障害、臓器損傷など様々な症状のケースが確認されている。


人免疫機能であるT細胞が破壊され、免疫ができないT細胞減少症の報告が相次いでいる。(回復し陰性になった患者が再感染するという異様な事例も当初から世界中で確認されていた。)


現在進行形で世界は未曾有の事態になっている。

中国、WHOの隠蔽疑惑

昨年12月の時点で台湾の保健当局者が「新型コロナはヒトヒト感染の恐れあり」とWHOに警告していたが何故かこれを無視されていた。

テドロス事務局長はもちろんWHO自体媚中気味の団体として知られてる事もあって疑惑が生じた。

武漢P4ラボからウイルスが漏れた可能性ありとして、米国は本格的な調査を開始した。

しかし結果は

  • WHOの調査では、武漢P4ラボから漏れた可能性はほとんどありえないとしている(参照)。
  • トランプ陣営は多数の証拠があると言っていたがまったく見せておらず、右腕のポンペオも武漢を名指ししていたが後にポンペオ自身がこれを取り消し(参照)、バイデン政権によってトランプ・ポンペオ両氏は牽制され、武漢流出説は事実上保留されている(参照)。
  • 調査団のメンバーが、自分達の証言を捻じ曲げられて中国に対して悪意ありきな報道がなされたことに反論している(参照①参照②
  • バイデン政権による90日間の調査の結果でも中国由来だとは特定できず、これに関してWHOが中国の協力が足りないからこそ新型コロナの特定の可能性が狭まったと言及していることからも、「WHOが中国に買収されていて隠蔽している」という言説は陰謀論でしかない。

余談

スペイン風邪(アメリカ合衆国が発祥だが、発祥地を特定するまで一世紀以上)やエイズ(アメリカ合衆国で確認されたが発祥はアフリカ)など、パンデミックの調査で発祥地を発生時点から正確に特定できた事例は一度もない


H1N1新型インフルエンザのパンデミックも、アメリカ合衆国やメキシコでパンデミックが発生して世界中に拡散され、アメリカの初期対応も半年以上かかるなどしていたが、アメリカやメキシコを責めたり損害賠償を求めた声はなく、コロナ関連の中国への対応とのギャップを指摘する声は欧米からもある。


新型コロナが台頭し始めた初期に、オーストラリアで中国人男性がコロナと関係ない病気で路上に倒れたが放置され死亡してしまい参照)、アメリカではアジア系への無差別襲撃事件が多発し、イタリアの有名音楽学校が中国人留学生を差別対応し、アメリカ政府が武漢を名指ししたことでアジア系アメリカ人への差別が横行する(参照)など、コロナ関連の人種差別は危険である。


関連タグ

新型コロナウイルス

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