概要
五星学園3年A組。学園で3年連続生徒会長を務める学園一のカリスマ。
制服を正しく着用したうえ、ベストも着用する。
成績で常に滝川雄亮とトップを争っている。
真中大成が立てた「学園防衛部」を馬鹿にし、廃部に追い込もうとする。
と、ここまでは普通の学園ドラマにありがちだが、根はもっと深かった。
幼い頃の徒競走で銀メダルを獲得したものの、1位を命じていた父親の怒りを買い母親が虐待されたトラウマから、常にトップでないと気が済まない性格となる。
学園長の墨友団十郎の命令でマジンシステムというスマホアプリを学園内の生徒にばら撒き、道を踏み外した生徒や教師を魔人に変貌させ破滅に追い込んでいた。
しかし大成らによって魔人が悉く倒され、その度に遠隔操作でマジンシステムを削除し証拠を隠滅してきたものの、度重なる敗戦で墨友の堪忍袋の緒が切れそうになり、第5話では中学時代の家庭教師だった中真実翔子の手を借り、彼女を私服のソルジャーに襲わせ大成が彼らを殴り飛ばす様子を撮影、それを報道部顧問の風見文人を脅して編集させ、あたかも大成が一般人を殴っているように見える動画をSNSにアップロード。その後警察を操作して大成を逮捕、学園防衛部の活動を妨害した。
さらに雄亮らの前で黄金魔人に変貌し、学園防衛部を壊滅させようとするが、無実が証明され釈放された大成に過去の出来事を突き付けられ変身が解除され、逃亡する。
過去の出来事とは、かつて交際していた保険教師の灰谷十和子がチンピラに襲われているところを助けるも、逆にチンピラたちが飛馬を警察に訴え十和子も黙秘を貫かれた件であり、墨友は示談で解決させる代わりに飛馬に忠誠を誓わせた。
だが実は十和子は墨友の娘で、チンピラ(もしかしたら警察も)は彼らに雇われた連中であり、最初から全て飛馬を服従させる目的で仕込まれた計画であった。
墨友の秘書の鳴沢亜子が変貌した三日月魔人に最後のチャンスとして黄金魔人に強制変身させられ、大成らと対峙するが、仲間の大切さを見せつけられ心に迷いが生じ、流した涙が彼のスマホに入り込み魔人アプリをヒーローアプリへと浄化。黄金魔人の面が割れてギンヒーローへと覚醒する。ハイスクールヒーローハリケーンのフィニッシュを託されて三日月魔人を倒した。
大成からは「ようこそ、学園防衛部へ」と手を差し伸べられたものの、「俺は生徒会長として学園を守る」と入部を断った上での協力関係に落ち着いた。
ギンヒーロー
フェイスマスクは飛馬のイニシャルの頭文字のHを表している。
ネクタイやズボンは何故か銀色ではなく紺色。