F-4EJ改
えふよんいーじぇいかい
航空自衛隊で運用されている戦闘機。
F-4を日本向けに改修し、さらに耐用年数延長を目的とした改造を施されているのがF-4EJ改である。
1966年、F-86F戦闘機の後継として選定され、1971年より導入・運用が開始された。以来40年以上に渡って日本の空を守り続けてきた。
かつては主力戦闘機として日本の防空を担ってきたが、現在はF-15戦闘機に主力の座を譲っている。
原形機の初飛行は50年以上前と流石に性能的には現役機種の中でもかなり下の部類に入ってしまうが、その無骨でありながら流れるような曲線で構成された外観は今でも多くのファンを生みだす。愛好者はそのシルエットに古武士の面影を見る。
なお、2008年より退役が始まっている。
しかし、本来は同年より後継機の導入が始まる予定だったのだが、選定がもつれにもつれた挙句、少なくともあと5年は完成しないF-35が選ばれたため、なおも運用期間を延長される予定。