足利義輝(戦国BASARA)
あしかがよしてる
プロフィール
属性 | 震 |
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武器 | 笏(しゃく) |
肩書 | 天政奉還(てんせいほうかん) |
登場時の書き文字 | 出御 |
一人称 | 予(よ)・吾(われ) |
CV | 池田秀一 |
概要
カプコンから発売された『戦国BASARA』シリーズの登場人物で、「戦国BASARA4」で初登場。
PC(プレイヤーキャラ)ではなくNPC(敵武将)専用のキャラであるが、派生作品の「戦国BASARA4皇」ではPCに昇格した。
あらゆる才能に恵まれた、室町幕府のかつての王(征夷大将軍)である。
平和になった足利十三代である己の時代において日ノ本から活気が失われたことを憂い、再び人々の熱い息吹を求める。
そして誰もが運命を賭けて天下獲りすら目指せる世を創るべく、将軍の位を天に還す。
時代の全てを零に戻し、「戦国創世」を引き起こした張本人。
そして勝家が謀反を起こしたきっかけになった人物でもある。
二人称は「朋(とも)」もしくは「其之方」。特定の相手に対しては「○之朋」と呼ぶ。(織田信長→魔之朋など)
王という孤高の存在であるため友人や好敵手といった存在がいないが、前田慶次のドラマルートでは最終的に彼と友人関係になる。ちなみにその際の一人称は「吾」に、また慶次を名前で呼んでいた。
慶次以外に名前を呼ぶ相手は他に松永久秀がいる。
性格
非常にマイペースかつ無邪気であり、戦闘中にも盛んに相手を褒め称えたり、相手の動きを模倣して楽しむ様子が見られる。反面、その無邪気さが招いて心に突き刺さるような言葉を発する一面も。
誰に対しても分け隔てなく平等・寛容に接してくれるが、その相手が魔王だろうが覇王だろうが関係なくただ一人の人間として見る。そのため「怖いもの知らず」「ある意味一番化け物染みている」と評される。
物に執着することがなく、松永に「言ってくれたら何でも授ける(意訳)」、怪しい宣教師に「金子が足りなかったら言ってくれ」といったふるまいを見せた。
また、左近以上に無類の博打好きのようだ。
バトルスタイル
武器は笏を用いて戦う。
打撃武器として用いるほか、この笏には刀・槍・弓などの武器が仕込まれており、それらを十徳ナイフのように飛び出させ臨機応変に使い分けて戦う。
ついでに言えば、「皇」でのお楽しみ武器は十徳ナイフそのものである。
また笏の回転によって巻き起こす風で体に点いた火を消すこともできるらしい。
近・中・遠距離すべてに対応できる攻撃方法をもち、離れているからと予断を許されない難敵。
また、瞬間移動のような高速の回避、スーパーアーマー、重量級(浮くことがないため空中コンボが入らない)と防御面でも隙がなく、将軍という地位に恥じない強さを誇る強敵である。
制作スタッフ曰く、「『征夷大将軍=完璧な人』というイメージでオールマイティーなキャラにしたかったから」だそうだ。
更に体力を半分以上削ると赤・黒・黄金いずれかのオーラを纏って強化される。
ちなみに、この笏がしゃもじに見える人が意外に多く、ネタにされることもある。
※実際は「しゃもじ」の語源は「笏」が元であるという説もあるためあながち間違っているというわけではない。
(「キモカワ」「ウザカワ」などと同じように当時の女衆の間で流行っていた「~もじ」という接尾辞を「笏」に取り付け、言いやすいように省略した「しゃもじ」が流通するうちに共通語化したというもの。)
プレイヤーキャラとしての帝
「戦国BASARA4皇」にて扱えるようになり、上記の最強ぶりを味わえるようになった。
固有技では笏を刀・槍・弓に変形させて近接技を行う。
固有奥義ではハイリスクハイリターンの運任せの駆け引きを楽しむことが出来る。(決められたコマンドを入力することによって成功すれば大ダメージor失敗すれば敵の体力回復&自分にダメージの「生命之炎」などがその一例だろう。)
また、特定の技でルーレットを発生させることが出来、「3倍速&時を操る紫紺の彗星」と謳われているようにルーレットの色が反映されたオーラを纏うことによってスピードアップや攻撃力アップすることもある(赤⇒スピードアップ、黒⇒攻撃力アップ、黄金⇒しばらく時を止める)。
『4皇』現在、全武将で唯一の「震(しん)属性」を備える。このほか一定の固有奥義を使うことにより、炎・氷・雷・闇の属性を発生させることが可能。複数の属性をデフォルトで扱うことができる点も、全武将中で足利のみがもつ性能である。
バサラ技は、数多の武器を地面に突き立ててから仕掛ける乱舞技。複数の刀や槍を一度に振るう、弓で刀を射る、槍を数珠つなぎに連結させ鞭のように扱うなど、将軍の名に相応しい見事な技を見せつける。