アキツテイオー
あきつていおー
(まだ...いける...!!)
概要
『ウマ娘シンデレラグレイ』で活躍するウマ娘の一人で、第29R「最強」にて初登場したキャラクター。先行~逃げを得意とするスタイルで天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップでは共に5バ身差での圧勝*を残したことから、「マイルの帝王」という異名を付けられている。
中距離でも函館記念においてはレコード勝ちを手に入れるなどの好成績を叩き出している点からも、短中距離では現役ナンバーワンと称される実力派である。
劇中ではオグリ世代よりも先輩のため出番自体は多くないものの、前述の戦績や強さからトレセンの内外で評価、警戒されていたようだ。
勝負服はサラシに羽織を着ながら草履を履くものすごく走り辛そうな格好だが、ウマソウルパワーのお陰で特に問題なく走れているらしい。なお、何気にどこかの女帝よろしく目元にはアイシャドウを入れている。
また頭はポニーテールに簪を6本挿している。
人物
劇中では出番が少ないことに加えて本人が明確に喋っているシーンが事実上存在しないのであまりハッキリとした性格は定かになっていないものの、一応コミックスの設定を考慮するとあのクールな外見通りの泰然自若(何事にも動じず落ち着いている様)とした性格らしい。
なお、同じく先行型であるロードロイヤルには天皇賞(秋)での一件で一方的に恨まれていたようで、彼女の回想では「あいつ(アキツテイオー)さえいなければ」とも溢されていた。
活躍
第29Rにて、宝塚記念で1番人気を引っ提げて参戦。上述のように自身の得意なスタイルに持ち込むことでほぼ全てのウマ娘から逃げきろうとするも、白い稲妻に差し押さえられる形で2着の敗北。
このことは直前のいざこざから目標を失っていたオグリに更なる壁を与えるのと同時に、宝塚の勝ちウマ娘が先行という苦手分野を克服する切欠にも繋がった。
一応その後ではほぼ回想シーンなどで少し出てくるぐらいの出番しかないものの、タマモクロスのトレーナーである小宮山やロードロイヤルなどには高く評価されていたことが暗に示されている(ロイヤルには半ば逆恨みに近い感情を抱かれていたようだが)。
モデル
おそらくニッポーテイオーと思われる(ニッポー→ニホン→秋津洲の連想か)
86世代。同期にはロードロイヤルの元であるレジェンドテイオー、牝馬三冠メジロラモーヌ
菊花賞馬メジロデュレンがいる。
クラシック期は成績が伸びなかったが徐々に仕上がっていき函館記念を制覇。
その後天皇賞・秋で初のG1制覇し逃げ切りでは唯一、馬身5馬身差は今も破られていない。
マイルCSを制覇し翌年の安田記念も制覇した。
その後引退レースとして宝塚記念にいくものの覚醒したタマモクロスに敗れ二着。
種牡馬としてはインターマイウェイやダイタクテイオーが重賞を勝ったがg1馬は出なかった。
2000年ごろには種牡馬も引退し浦河ビレッジで余生を過ごすことになった。
この際にボス格になっており順序にこだわる性格だったらしい。
またダイユウサク、ウイニングチケット、サニーブライアンやヒシマサルらと一緒だった。
2016年8月に33歳で死去。
関連タグ
…史実で言えば娘に当たる。また、彼女の勝負服が露出を大きく抑えていたためかアキツテイオーの勝負服に驚いたトレーナーもいた模様。
実馬が余生を過ごした浦河で一緒にいた。
ニッポーテイオーの後にボス格となっているがニッポーテイオーのことが苦手だったらしい。
(ただ、苦手ではあるがダイユウサクや他の馬がいれば一緒に追いかけっこなどしてたようだ)
またニッポーテイオーが順序にこだわっていたが彼の場合時間にこだわるようになった模様。
元ウマはダイユウサクと思われる。チケット同様浦河で一緒だった。
自信を苦手とするチケットと違って仲が良く2013年にダイユウサクが亡くなった際は落ち込んでしまいしばらく元気がなかったほど。
また、上記に書かれている他の2頭との関係は不明。ヒシマサルの子であるヒシアンデスが実馬のハルウララがいるマーサファームにいる。