狐憑き
きつねつき
狐憑きは憑き物の一つ。狐に憑かれた者や家系のことを言う。
概要
狐が人に憑くと、その人に憑依して異様な振る舞いをさせるとされた。逆に家系に憑いた狐は守り神のようにその家には福をもたらし、対立する者には逆に害をなすともされた。
近世までは広く信じられていて、当時はこれを治せるのは祈祷師のたぐいとされていた。民間信仰として高度経済成長ぐらいまで続いたとされる。
狐は寄生虫エキノコックスを持っていることがあり、本当に「狐憑き」になることもあるので注意。
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