概要
家族を知らない少年と家族を失った少女。
マフィアで三十五人もの人間を殺害し、殺人マシーンとして生きてきた鏡花。敦が見せてくれた「光」に心奪われ、「殺人」以外にもできることがあるということを証明するため、武装探偵社で働くことを決意する。
開花録での鏡花(ポートマフィア構成員)の敦の第一印象は敵と書かれていたが、深花録では、今、敦について思うことについては、恩人、とあと・・・となっている。
ネタバレ注意
劇場版DEAD APPLE
序盤から終盤まで、ずっと行動を共にしており、ラストは敦と鏡花が一緒に仕事に行く場面で幕を閉じる。
敦の発言に、頬を紅くしながらほほ笑む鏡花は必見!
劇場版特典 BEAST ―白の芥川、黒の敦―
芥川が探偵社、敦がポートマフィアに所属しているというIFの世界。
鏡花は本編同様、一度ポートマフィアを裏切った。しかし、現在は再びマフィアに戻り、敦と共に暗殺の仕事をしている。鏡花いわく戻った理由は「すべて……この人のために」
余談
史実の中島敦は「鏡花氏の文章」というエッセイを書いており、その中で「鏡花氏こそは、まことに言葉の魔術師。感情装飾の幻術者。」といった具合に泉鏡花のことを絶賛している。