概要
伊集院茂夫シリーズに登場。伊集院シリーズでは二人目となる女性悪人。
表向きは「梅川」という名字の、遺産関連の弁護士を名乗って活動しているが、実際はターゲットの高齢者から巻き上げた金でセフレを侍らせ、別荘で豪遊している詐欺師。
騙した高齢者の数は実に三桁を越えているという女狐である。
経歴
依頼人の育ての親である祖母から金を巻き上げ、別荘で警護役兼遊び役として雇った羽柴と如月と豪遊していたが、現場を伊集院に踏み込まれてしまう。
羽柴と如月も腕試しとして伊集院に挑んだが返り討ちにされ、早々に見捨てられてしまい捕らえられる。
その後も伊集院から後悔の念はないのかと問われるも、「年寄りから巻き上げた金で経済を回してやってる」と自分の罪を正当化する発言をしたために、蓑踊りの刑に処される。
その苦痛に耐えかね、「今まで巻き上げた金のありかを教えれば助ける」という言葉に金のありかを白状するが、伊集院は助けるそぶりもなく逆に「助ける詐欺だよ」と言い捨てられそのまま10分ほど苦しみぬいた末死亡した。