人物像
大人しく落ち着いているが、あまり積極的でない性格。争い事や他人とのいざこざを避けている節もあり、それ故時折煮え切らない態度を示すこともある。天才肌で、特にランダー(作中に登場する人型兵器)の操縦については非凡な才能を持つ。13歳の時、テロ事件によって両親を失っており、その際に士官学校へ転校。主席で卒業後、アーリア連邦軍へ入隊している。
旋光の輪舞
アーリア連邦軍のエリート部隊S.S.S.(トリプルエス:アーリア連邦軍 特殊宙域任務部隊)の第3小隊「ハーミット隊」の小隊長。本人は自身の性格ゆえ、その役割を不向きと感じている。ある任務の直前、かつての恩人である三条櫻子からその裏にある陰謀を聞かされ、最悪の事態を防ぐべく奔走する。
旋光の輪舞DUO
自身の希望によりS.S.S.を除隊した後、同じく軍を去ったアーネチカと私立探偵としての道を歩んでいる。当初はランダー乗りを引退するつもりだったが、アーネチカの勧めにより再びランダーへ搭乗するようになっている(ランダーに乗らないでいると活力が湧かなかったらしい)。
ハルモニア内紛の勃発に際し、アーリア連邦の監視を掻い潜りつつ、フリーという立場を生かし、勢力を超えて当事者達をバックアップ。その収束へ大きく貢献した。
搭乗機
旋光の輪舞
ヴェントゥーノ・Ⅱ(ドゥーエ)
軍事企業リダレス社によって開発された軍用ランダー。ハンドマシンガンとホーミングミサイルというシンプルな武装を備え、それ故に扱いやすく信頼性が高い。ミサイルは肩部のユニットから発射されるが、これは本体から切り離されるとその場に滞空し、固定砲台としても機能するようになる。また自動迎撃用の兵装である「リアクティブボム」も装備しているが、ミカはこれを攻撃にも用いるために熱源センサーを切っており、手動で起爆するようになっている。
旋光の輪舞DUO
ヴェントゥーノ・ソール
ヴェントゥーノシリーズの最新タイプ。ドゥーエと同じくハンドマシンガン(コージェントガン)とホーミングミサイルを装備し、扱いやすく信頼性の高いコンセプトを正しく継承している。肩部の「ウイングユニット」はホーミングミサイルを発射する他、本体の機動性も向上させており、ウイングを展開することで高速移動が可能になる。ドゥーエのものと同じく分離も可能だが、こちらはその場に滞空するだけでなく分離後の移動も可能。
関係の深い人物
アーネチカ・アルフェロフ
ハーミット隊のオペレーターを務めていた他、ミカとは恋仲にある。除隊後もその関係は続いており、良きパートナーとして彼を支えている。
ファビアン・ザ・ファストマン
士官学校時代、転校してきたミカと出会う。S.S.S.入隊後も同じ小隊に配属されるなど、長い付き合いであった。ミカが軍を除隊した後、少しの間疎遠となるが、ハルモニア内紛(DUO本編)をきっかけに再会する。
ミカ本人は彼と親友でありたいと思っているようだが……
その他
生年月日:宙歴1465年3月16日
年齢:19歳(初代)/21歳(DUO)
血液型:AB
CV:野島健児氏