概要
2022/02/24から開催されている期間限定イベント『鳴動せし星霜の淵』で新規実装。
艦種は空母で、レアリティはSSR。
期間限定建造でのみ手に入る。
茶髪ロングヘアー+ロングスカートのお姉さんで、名前の由来であるロシアのヴォルガ川の別名「母なる川」の名の通り、世話好きで包容力のある母性で溢れている。
普段はポワポワしていて天然だが、いざという時(戦闘時)はきちんと締める頼れるお姉さんでもある。
指揮官に対しても母のように接する世話の焼きたがりと言う点は変わらないが、天然な所のせいで足りていないのか、指揮官から逆に頭を撫でられてしまうことも。
母港ではよく食事の献立を考えたり、弁当を作っては差し入れに行ったりなど食べ物に関する世話を特に重点的に焼いている。…が、微妙なメシマズであるらしく、その料理は好評とまではいかない。
全く食べられない異物を作るような完全なメシマズと言うほどではないが、単純に料理が下手な訳でもない。「きちんとそれっぽいものを作るが余計なアレンジを加えるせいで味が突拍子もないものになる」と言うタイプ。
指揮官への好感度は最初からかなり高めだが、どこか心の中で「母である」事を優先しているからか、自身が指揮官にとっての一番ではないだろうというブレーキをかけてしまっている様子が窺える。
母港でπタッチの狼藉を働いても怒るどころか逆に「自分が指揮官にとってのそういう対象である事」に存外の喜びを見せるような返答を返してくる。これはケッコン指輪を渡す時でも同じ。
着せ替え
- 美味しいAR探偵体験
どっかの童貞を殺す服みたいな衣装で探偵ごっこをしている様子。
AR(Augmented Reality、拡張現実)なので体験型バーチャルゲーム的なものだと思われる。
手に持っているのはその辺のコンビニか何かで買ってきた飲食物で、牛乳は1リットル。
性能
ステータス的にはSSR空母の中でHP・装填・航空・運いずれも中の上くらいに位置する平均空母。
- スキル1「空駆ける待望の炎」
自身の航空攻撃時、45%(最大75%)で特殊航空攻撃を行う。この特殊航空攻撃による魚雷が命中した敵を12秒間浸水状態にする。
特殊航空攻撃が発動しなかった場合、代わりに特殊弾幕を展開する。
純粋な追加攻撃スキル。確率発動だが何かしらは必ず出てくれる。
特殊航空攻撃が出た場合、攻撃機2機を追加発進させ、汎用魚雷を合計8発放つ。魚雷自体のダメージもさることながら浸水ダメージも結構バカにならないダメージを出してくれるため、こちらが出れば大幅な火力アップになる。
特殊弾幕が出た場合、「>」の形をした装甲補正全て100%の通常弾の弾幕を2セット放つ。こちらは特殊効果が何もない上威力もそんなに高くは無い、というかまともに当たっても浸水ダメージ1回分程度しかないため、何もないよりはマシだがハズレと言えばハズレ。
- スキル2「大河の氷結兵装」
戦闘中20秒毎に、味方の中で耐久力の上限に占める割合が一番低い艦1隻と、ランダムに選ばれた艦2隻を回復する。回復量はヴォルガの耐久値の1%(最大5%)で、同じ艦を2回回復する事もある。
回復効果発動後、特殊兵装を呼び出し爆発させて攻撃する。
貴重な回復スキル。
回復対象の選定および数が分かりにくいが、以下のような形になる。
①HPの残り割合が最も少ない艦
②ランダムに選ばれた艦その1
③ランダムに選ばれた艦その2
の合計3回の回復をする。スキル発動の瞬間にまず①だけが回復し、そこから1秒ほど遅れて②と③が同時に回復する。
①と②③は重複することがあるが、②と③が重複することはないので、同じ艦が3回回復する事は無い。主力1(ヴォルガ)前衛1のみの2隻艦隊にした場合、②と③は必ずヴォルガと前衛に1回ずつになる。
回復量はヴォルガ自身の耐久値を参照する。ヴォルガはレベル120になればケッコンしていなくても7000近い耐久値になるため、1回で350近く回復する事になる。
回復スキル持ちの空母は他にも複数存在するが、いずれと比較しても一長一短と言える性能に調整されている。
パーシュースと比較すると、開幕装填完了スキルによる「必ず毎回回復できる」と言うメリットで劣り、2連打されれば回復量で負ける。龍鳳と比較すると回復スキルの回復量そのもので負ける。しかし軽空母である彼女らと違ってヴォルガは正規空母であるため、本人の耐久力や攻撃力で圧倒的に上回る。
アクィラと比較すると、同じ戦闘力の高い正規空母同士であり、アクィラは回復のついでにシールドまで貼るという点で劣るが、アクィラはそもそも回復スキルを使うには戦/戦/攻という防御寄りの装備にしないといけない。ヴォルガは装備に関わらず常に回復スキルを使う事ができる。回復量自体もヴォルガの方が多い場合が多い。
なお他の地味な特徴として、回復対象に潜水艦を含んでいるのも特徴。
もちろんスキルが発動した瞬間に潜水艦を呼び出してあって画面内にいる必要があるが、他の回復スキル持ち空母は殆どがそもそも潜水艦を対象に含んでいない。
潜水艦を回復できる空母は他にはコラボキャラのフミルィルだけ。
回復後に呼び出す特殊兵装は、画面中央付近に氷の結晶のような爆弾をゆっくりと投下するもの。そこらの戦艦の主砲1発分くらいのダメージを叩き出す上に結構な広範囲を誇るが、落ちてくるまでに時間がかかるので、爆発する前に戦闘が終わってしまう事もある。
- スキル3「守りたい心母の如し」
戦闘開始時、前衛1隻につき自身の航空を1%(最大5%)アップさせる(最大3回分まで)。
味方の旗艦もしくは前衛のいずれかが北方連合所属である場合、前衛の人数に関係なく3回分航空をアップする。
単純な自バフスキル。5%×3回分で15%までの航空アップを望める。
最大効果にするには編成に気を付ける必要があり、そのために前衛を3隻にすると回復スキルの対象が散らばってしまうので一長一短。
北方連合の艦がいれば大幅に条件を緩和できる。ヴォルガ自身が旗艦であれば他の編成に一切関係なく無条件で最大バフが得られる。
総じて、「回復空母」と見ると他の回復スキル持ち空母と比べて物足りない点はあるにはあるが、ハズレはあるが確定発動の追加攻撃、回復スキルに付随する追加爆弾と、手数と火力を両立した高い制圧力を誇るため、艦隊の戦力を落とす事無く回復「も」できる空母と言える。
余談
ゲーム内のコメントや攻略wiki、動画等でしばしば「ヴォルガ博士、お許しください!」等というコメントが見られるが、これはチャージマン研!のネタであり、史実ともアズレンとも無関係。
チャー研の有名なネタの一つに「ボルガ博士、お許しください!」があるが、ボルガとヴォルガの語感が似ているというだけのもの。