概要
欧州におけるカリーナE(日本名:コロナ)の直接の後継車種である。(ちなみに欧州で最後にカリーナEの名称が使われたのは日本より1世代前のT190系で、210系からアベンシスの名称に切り替わった。)
しかしながら日本では2代目(日本向け初代)モデルがビスタ店の取り扱いとなっており、それがゆえどちらかと言えばビスタの後釜という印象がある。
また昨今また3代目(日本向け2代目)がワゴンのみ輸入開始となったが、やはりネッツ店(とトヨタ店)の取り扱いである。ベルタ(ヴィッツをセダンにしたモノ)もそうだがセダンを輸入しないだなんて、一体ネッツ店はオート店・ビスタ店時代に築き上げたターセル、プラッツ、スプリンター、ビスタ、2代目アベンシス、チェイサー/クレスタ、アルテッツァ、アリストの顧客層をどうするつもりなのだろうか。
このことからアベンシスも実はカリーナ/コロナの後継車種であると言う見方ができる。アベンシスに比べてアリオン/プレミオがかなり中身で手抜きなのは前者が英国で生産され欧州市場で戦うのに対し後者はそもそもセダン市場がグダグダになってしまった(&トヨタ自身がそうした)日本市場(おそらくトヨタ店もアリオンよりミニバンのアイシスやエスティマ、また今ではプリウスを売りたいと思っているのではないだろうか…)において主におっさんドライバーや企業からの需要を狙ったであろう国内専用車種なので、あんまり中身に気を使わなくてもいいと思ったからなのだろうか。もちろん価格差のこともあるのだろうが…。
ちなみに、初代モデルの日本仕様車であるカルディナは日本専売となった挙げ句に生産中止、おまけにプリウスαなるものが出てきたお陰で、トヨタ店では完全に居場所を失ってしまった。
もっとも、プリウスはトヨタブランドのディーラー全店で併売されているのだが・・・。
関連タグ
イプサム(欧州、豪州でアベンシスの名が冠された)