オリヴィエ・ミラ・アームストロング
おりゔぃえみらあーむすとろんぐ
『鋼の錬金術師』の登場キャラクター。
国軍少将。国の最北にて、敵対国との国境沿いにまたがるブリッグズ山脈の要害、ブリッグズ要塞を守る北軍の兵士たちを束ね、その手腕から「ブリッグズの北壁」の異名を取る。
担当声優は沢海陽子さん。
概要
いわゆる「たらこくちびる」と呼ばれるぶあつい唇が特徴。
ロングの金髪をなびかせ、巨乳で、とても女性的な外見をしているはずだが、苛烈なその性格や、なんか怖い表情のせいで部下達からは「あんなのメスじゃねえ」とまで言われ「女性」とは見られていない。反面「弱肉強食」をルールとし、徹底した実力主義を貫く一方で、軍規違反の責任を自分に被せるよう指示したり、偶然を装い部下が無事帰還できるよう取り計らったりするなど、厳しさの中にも確かな部下への思いやりを持つため、上官としては絶対の信頼を集めている。
名門貴族であるアームストロング家の娘。
五人兄弟の長子で長女。第4子であり弟としてアレックス・ルイ・アームストロングがいる。
弟に対しても苛烈な態度を取るが、本心から憎んだり嫌ったりしているわけではなく、自分と違って優しすぎて脆い部分もある弟の身を案じる言動も見せる。
弟が35歳なのでオリヴィエもそれなりの年齢だと思われるが絶賛独身中。
アームストロング家に代々伝わりし名刀を用いた剣術を得意とする。また、北軍においては、最新の軍事兵器も積極的に採用する方針を取っている。
チートの多い鋼の錬金術師界においては単体での突出した戦闘力を持つわけではないが、臨機応変に部下たちに指示を与えて集団としての力を発揮させるという点では、軍の上官にふさわしい手腕を見せる。