概要
『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて1994年40号から2000年2号まで連載された。単行本は全10巻。1997年、第21回講談社漫画賞一般部門受賞。
2003年の実写映画は監督:飯田譲治。出演:妻夫木聡、SAYAKA、山田孝之。
あらすじ
修学旅行の帰途、突如発生した大地震により、主人公・青木照(テル)らの乗車していた新幹線は浜松付近のトンネルで脱線事故を起こしてしまう。出入り口は崩壊し、外界と完全に遮断されたトンネル内で、3人の生存者(テル・アコ・ノブオ)は救助の可能性に望みをかけて絶望的な状況を生きのびる術を模索する。
死と表裏一体の極限状態に追い込まれた少年達の苦悩とそれに伴う狂気と暴力、富士山の大噴火による、大災害で荒廃した世界を背景に人間の本質と「究極の恐怖」を描く。