概要
CV:鈴置洋孝(カミルと兼任)
カミル・カシミールJrの執事兼雑用ロボット。身長115cm。カミーグは乗用ではないために、ジャンブーやパティーグのような座席が無い。そのため、カミルが搭乗する時には、肩車するような格好で乗る。カミルのことを「大将」と呼ぶ。
元はキウイ・グレゴビッチ博士が所有していたが、カミルがキウイ博士とともに賭けたロボ馬券で全財産を破綻させた為、借金の形としてカミルの元へ来た経緯を持つ。
マイケル、パティの活躍を聞き付け、上述も含めた上でカミーグクルット、カミーグガラットに巨大変形する能力を与えられる。三体のガラットの中では、最後に改造された。そのため、出番が最も遅い。
性格は、元執事ロボらしく一歩引いたもので、あまり目立たない。カミルに付き従っているが、カミルのヒーロー願望にはあまり賛同しておらず、時には面倒がる様子も。
また、良かれと思って行ったことが、かえって状況をややこしくするドジな一面も。
後半のエピソードで、ストーンサークルのワープゲートに赴いた際。見分けがつくようにスプレー塗料で印がつけられていたが、「敵にばれた時にごまかすため」と、周囲に印をつけまくり、元のゲートがどこだかわからなくなってしまった事があった。
背中には大型のバックパックがあり、内部には雑貨など小物を入れるスペースがある。上記のスプレー塗料缶も、背中のバックパックに入れられていた。
カミーグ・クルット
カミルが背中に肩車し、レバーを引いて巨大化。その際には「いきりたつー!」と叫ぶ。
他二体と同様、基本デザインは等身大時と同じだが、鋭角化・多面形化している。カミーグの場合はそれが著しく、頭部デザインは等身大時よりも角張り、印象が異なる。
「きりふだスティック」という伸縮式の六尺棒を、専用武器に持つ。しかしあまり強くないのも、他二体と同様。
カミーグ・ガラット
クルット状態でカミルがコックピット内に入り、変形レバーを引いて変形した形態。
カミルは毎回、変形時にはマイケルおよびパティと異なり、「チェンジングヒーロー!」と叫ぶ。
変形パターンが他二体と異なり、腕はクルットと共用だが、背部バックパックがクルットの頭部上に展開し、変形してガラット時の両足に変形。クルット時の両足は折り畳まれ、ガラット時のバックパックおよびバーニアユニットになる。
この状態で上下反転。コックピットブロックも反転し、最後にガラット用の頭部が展開して変形完了。
「ガラット!」の決め台詞とともにポーズを決める(他の二人と違い、ボディビルダーのそれに似たポーズをとる)。
やはりクルット時・等身大時の人格と記憶は、ガラット時には見られず、パイロットの操縦のみを受け付ける。
専用武器「カミーグ・アームド・バリアンティ」を持つが、パーツがA・Bの二種類あり、主にAパーツのみを用いる。ナギナタおよび鎖鎌となる「カミーグシャフト&カミーグチェーン」、Aパーツをビームライフルとした「カミーグライフル」、カミーグライフルに、弾倉のBパーツを合体させた大型砲「カミーグバズソーカノン」といった各種武装に変形する。
劇中ではバスソーカノンを多用し、接近戦ではカミーグシャフトを用いていたが、カミーグチェーン及びカミーグライフルは本編内では未使用。
あるエピソードでは、バズソーカノンをパティーグ・ガラットに「貸して!」と、無理やり奪われ使われた。