概要
「勝利への哲学者」の異名を持ち現役最強プロ、世界最強の男と評される程の実力の持ち主。
その評判通り実力は凄まじくプロ転向無敗の戦績を持ち世界ランク1位のプロすら公式戦で勝利しており、作中では手塚、幸村、徳川、平等院といった日本最強クラスの選手を相手に汗一つ流さず圧倒できる程。
作中ではドイツに渡った手塚と共にトレーニングをしている場面で登場。
U17世界大会ではエキシビションマッチで日本と当たり1勝1敗の3戦目でフランケンシュタイナーとのダブルスで徳川、幸村ペアと対戦。幸村を圧倒し逆に五感を封じかけるも立ち直った幸村が徳川と能力共鳴を起こし第六感(ゼクステジン)による未来予知を習得し押し返されるも渦巻の洗礼を使い出し第六感を発動した二人でも打ち返せない球を繰り出し勝利。
世界大会本戦の準決勝である日本との再戦ではシングルス1で平等院と対戦。
全力を発揮し日本の技を含む世界の技と300キロ以上の握力で渦巻の洗礼すら打ち返す平等院に螺旋の洗礼による記憶障害とタイムループに陥れ第1セットを先取。
第2セットも螺旋の洗礼によるタイムループで平等院を翻弄するもあえて精神レベルを下げテニスを破壊されてからそこから不死鳥の様に甦ることに懸けた平等院に螺旋の洗礼を破られようやく汗を流しそこからお互いのサービスゲームをキープしタイブレークまでもつれ込んだ。
タイブレークから平等院が無意識下で潜在意識が様々な無限の攻撃パターンを導き絶対攻略に導く阿頼耶識を発動したことにより第2セットを奪われる。
第3セットでは阿頼耶識を発動した平等院の凄まじい猛攻に以前から強い興味を持っていた手塚ゾーンを発動し渦巻の洗礼と手塚ゾーンを能力共鳴させ無限の竜巻を発動し平等院の海賊を消し去り全てを奪わなければ勝てないと悟る程追い詰められる。
そこまで追い詰められたことで勝つか負けるかというテニス本来の楽しさを思い出し平等院をライバルと認め「プロに上がって来い」と評した。
最終的に無限の竜巻を打ち破る程の光る球をコードボールになりながらも何とか打ち返したが
これまでのダメージで血塗れになり倒れながらも平等院にそのボールを返球され敗北。
勝敗すら分からない程ボロボロになった平等院に「君の勝ち」と称賛した。
得意技
渦巻の洗礼(ヴィルベルタオフェ)
ボールに強烈な渦回転を加え打ち返そうとしても手首が回転に耐えられずラケットを弾かれる打球。
螺旋の洗礼(シュピラーレタオフェ)
ボルクのテニスを前に相手が記憶障害を起こし結果、負けていることに気づかず通じない技を繰り返しタイムループのような試合展開になってしまう。
Gargantua hail in Libya(リビアに降るガルガンチュアの雹)
鬼や徳川が得意とする10球打ちの同様の技。ただしその球数は10球打ちの数倍はある。
手塚ゾーン
手塚や南次郎も使用するボールに特殊な回転をかけ全ての打球を自分に引き寄せる。
無限の竜巻(ウンエントリヒヴィントホーゼ)
渦巻の洗礼と手塚ゾーンを一人で能力共鳴させコート上に打球の威力を倍増させ飲まれた相手を空中に舞わせる無数の竜巻を起こす。また、竜巻を避けても手塚ファントムの様に打球はコートの外へと弾かれる。
手塚ゾーンの跡地である円形から可能性を見出し、ダブルスのトレーニング中手塚とペアを組みベルティとダンクマールとのペアの試合中にその片鱗を見せ平等院との試合中に完成させた。