概要
1999年4月5日から2002年3月30日までおかあさんといっしょ内で放送されたミニアニメーション。普段は良い子の主人公モンちゃがいたずらの種を見つけてしまうと、変身しいっぱいいたずらをするが、最後には自分に降りかかってしまい、失敗に終わるというのが基本ストーリーである。
親から見ていたずらはやめてもらいたいと考えると思うが、子供にとっていたずらっ子のモンちゃは、「自分づくり」「世界づくり」を進めて何でも自分でやってみようというのをモンちゃを通じて観てほしいというのを描いているのが、この作品の特徴である。
キャラクターデザインは、となりのせきのますだくんシリーズや、ざわざわ森のがんこちゃんを手掛けた武田美穂が担当した。
登場人物
モンちゃ
CV:あやの(佐久間レイの実娘)
主人公。左が変身前で右が変身した姿。普段は良い子で身体が緑色で猿をモチーフにした男の子。
いたずらを思いつくと、うししと笑い「あちゃ~!うちゃ~!モンちゃ~!!」の呪文でアンテナが2本たち身体も紫色に変わり、いたずらっ子に変身する。しかし、調子に乗りすぎていつも失敗に終わり、最後は一瞬で元の姿に戻る。モデルは武田のデビュー作である「あしたえんそく」の主人公のサルがモデルである。なおモンちゃの声を担当したあやのは、ネコにゃの声を担当した佐久間レイの実娘である。
ネコにゃ
ネコがモチーフの女の子。脇役の中では登場回数が一番多く、一番もんちゃのイタズラの被害を受けている。大人びた性格だが、時にモンちゃに反撃したり、いっしょにイタズラしたりする。
ムク
CV:下山吉光
犬がモチーフの男の子。作品では一言もしゃべらなかったが、しゃべったのは、第3話の「痛っ!」だけである。
ドラ
CV:下山吉光
トラがモチーフの男の子。モンちゃが最も苦手としている人物。
余談
モンちゃ役のあやのはまだ幼かった初収録日当日は友達と遊ぶ予定があったらしく、本作の収録のために遊べなくなってしまい「あそべないなんて…せいゆうさんなんてやだ」と嘆いてしまったらしく、以降本格的なデビューには至らなかった。