概要
漫画アプリピッコマで配信されている漫画。原作小説があり、それを漫画化した作品。
漫画版の情報
あらすじ
ある日、目覚めたら小説の脇役姫に転生してしまった…!?皇族らしいけど、よりによって実父の手で殺められるお姫様なんて!!私の父、冷血な皇帝・クロード。死にたくないなら彼の目に留まってはいけない…なのに!!!「いつからこんな虫けらがいたんだ?」早速、皇帝の目に留まってしまった…!果たして彼女は生き残れるだろうか…!!!
(ピッコマより抜粋)
登場人物
アタナシア・デイ・エルジェア・オベリア
身分 | オベリア帝国皇女 |
---|---|
誕生日 | 12月3日 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 165cm |
愛称 | アーティ |
この物語の主人公。「かわいらしいお姫様」の脇役姫として転生した。オベリア帝国の皇帝であるクロードの娘。愛称はアーティ。緩くウェーブのかかった金髪の美少女。皇族直系の青い宝石眼持ち。名前のアタナシアの意味は「不滅」。日々皇帝に殺されないように奮闘している。
転生前は孤児で、親や家族の愛情を知らずに育った。その為、クロードという父と関わっていく内に日々に喜びや嬉しさを見つけるようになる。
クロード ・デイ・エルジェア・オベリア
↑画像右
身分 | オベリア帝国皇帝 |
---|---|
誕生日 | 2月28日 |
身長 | 185cm |
オベリア帝国の皇帝。皇族直系の青い宝石眼持ち。アタナシアの父だが、彼女を放置している。しかしアタナシアと過ごす日々の中で…。
現在の皇帝の地位は、先皇の兄や兄弟たちを殺して就いたもの。本来、皇位継承者は「不死」に関する名前がつけられるが、クロードはついていない(強制的に奪った為)。一見するとクロードばかりが悪者のように見えるが、実際は多々事情がある。先皇、つまりクロードの兄はクロードを妬み、クロードの実母を殺害し婚約者までも奪う。逆鱗に触れた兄はクロードにより殺される。
ルーカス
身分 | 塔の魔法使い |
---|---|
誕生日 | 12月25日 |
身長 | (大きくなると)184cm |
伝説の黒い塔の魔法使い。
イゼキエル・アルフィアス
↑画像右
アルフィアス公爵の息子。アタナシアが転生した小説「かわいらしいお姫様」の男主人公。アタナシアより年上。
ジェニット・マグリタ / ジェニット・デイ・エルジェア・オベリア
身分 | アルフィアス公爵家養女/オベリア帝国皇女 |
---|---|
誕生日 | 1月6日 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 166cm |
愛称 | ジェティ |
アタナシアが転生した小説「かわいらしいお姫様」の主人公。皇族直系の青い宝石眼持ち。アルフィアス公爵が自分の家で面倒を見ている。
ダイアナ
身分 | 踊り子 |
---|---|
誕生日 | 4月16日 |
身長 | 165cn |
アタナシアの母。シオドナから来た踊り子。アタナシアを妊娠した時、お腹にいるアタナシアの魔力が強大すぎる為、母体が危険になった。クロードから子供を諦めて欲しいと懇願されたがそれを拒否し出産。アタナシアと名前を付けてその後亡くなる。
フィリックス・ロベイン
アタナシアの護衛騎士。母親がクロードの乳母であるためか、クロードはフィリックスに対して心を許している。赤血の騎士と呼ばれている。
リリアン・ヨルク
アタナシアの世話役。愛称はリリー。
ダイアナに憧れていたため、ルビー宮での事件を知りながらも、自ら志願してアタナシアの保母(乳母)になった。「かわいらしいお姫様」では唯一アタナシアの潔白を主張した。が、そのせいでクロードに殺される。
ロジャー・アルフィアス
イゼキエルの父。皇帝・クロードに近付くため、ジェニットを引き取る。
アタナシアにはシロおじさんと呼ばれ、いつもあしらわれている。
フェネロペ・ユディット
ジェニットの母で、クロードの元婚約者。ジェニットを生んだときに亡くなっている。
アナスタシウス・デイ・エルジェア・オベリア
身分 | オベリア帝国先代皇帝 |
---|---|
誕生日 | 1月21日 |
身長 | 184cm |
オベリア帝国先皇。アナスタシウスの意味は「復活」。クロードの異母兄弟。昔は面倒見も良く先々皇帝の正室の子供ではないクロードを気にかけていた。だがいつしか彼を妬むようになり、彼の実母を殺害し、婚約者までも奪う。後にクロードに殺される。
パターソン子爵
漫画版・72話でジェニットと偶然出会った人物。
専門用語
- かわいらしいお姫様
女主人公(ヒロイン)をジェニット、男主人公をイゼキエルとしたネットロマンスファンタジー小説。
主人公のジェニットは美しい外見と天使のような優しい心をもち、自国民だけでなく全大陸の人々から愛されていた。
クロードがジェニットの存在を知ったとは彼女が14の時だった。クロードの婚約者だったジェニットの母がクロードを怒らせ、婚約を解消される。母親はお産中に亡くなってしまった。ジェニットの伯母は姪を守るべく親交のあったアルフィアス公爵に預ける。後にジェニットを知ったクロードも始めは冷たく接するがジェニットに心を溶かされる。
最後は頼もしい父親と帝国一のアルフィアス公子と共に幸せに暮らした…というのが小説の結末。
↓かわいらしいお姫様の一部↓
アタナシア『どうしたら私を愛してくれますか?
私がジェニットのようになればいいのですか?そうしたら…ジェニットのようにやさしく名前を呼んで暖かい眼差しで見つめてくれますか?
もうその手で私を振り払わないで抱きしめてくれますか?』
クロード『そんな日は永遠に来ない』
アタナシア『なぜですか?私もお父様の娘です。私はジェニットよりもずっと前からここにいたのに』
クロード『愚か者め』
強烈な軽蔑。耳を貫く声はもっと残酷だった。
クロード『俺はお前を娘と思ったことは一度もない』
クロードは最後まで冷酷だった。アタナシアの瞳にかつてないほどの深い絶望がよぎった……
-かわいらしいお姫様・第八章ねじれた運命-
- ルビー宮
元々オベリア帝国の皇帝の妾が住む場所。だが、アタナシアが生まれた日に全員殺された。現在はアタナシアがルビー宮に住んでいる。
- 魔法使い
この世界には魔法が存在し、それならば勿論魔法使いもいる。塔の魔法使いは帝国や国を一つ消すことも容易い。その為、彼らは自分自身の心臓を凍らしている。理性や冷静よりも感性や情熱が先立つと、その強大な力が利益のために使われるかもしれないから。また、オベリアの前王朝は塔の魔法使いが破滅させたという説もあるが、実際はクロードがやった。
別名・表記ゆれ
外部リンク
関連イラスト
↑左・ダイアナ、真ん中・アタナシア、右・クロード
↑左・アタナシア、右・ルーカス
↑アタナシア
↑左・イゼキエル、右・アタナシア