概要
『あしたは土曜日』とは、読売中高生新聞で連載されていた漫画作品。
作者は山本崇一朗。単行本は全2巻。
3人の女子中学生、ミナ・ユカリ・サナエの何気ない日常を描く1話5ページのショートギャグ漫画。基本的にこの3人のみでストーリーが展開される。
3人の初出作品は同作者の読み切り短編『歩いて散歩』だが、本作より先に連載が始まった『からかい上手の高木さん』にも第1話からサブキャラクターとして登場している。
そのためアニメ版『からかい上手の高木さん』内で本作のエピソードが映像化されており、原作テロップも『からかい上手の高木さん』『あしたは土曜日』の連名となっている。
スピンオフ作品『恋に恋するユカリちゃん』(作:寿々ゆうま)も存在する。
ストーリー
ある中学校に通うミナ、ユカリ、サナエの3人。
また、今日もどうでもいいことを議論したり、弄り合ったり。
そんな3人の何気ない日々と風景……
登場人物
名字には、それぞれ「空にあるもの」が一文字ずつ入っている。
また、3人は基本的に互いを下の名前で呼ぶ。
日々野ミナ(ひびの・みな)
CV:小原好美
太い眉が特徴的な女の子。能天気な性格で、基本ボケ担当。
天川ユカリ(てんかわ・ゆかり)
CV:M・A・O
眼鏡が特徴的な委員長で、3人のリーダーっぽい子。振り回されることが多い。
月本サナエ(つきもと・さなえ)
CV:小倉唯
常に眠たそうな目をしている子。性格は少しぶっきらぼう。
歩いて下校
「あしたは土曜日」連載の1年ほど前に掲載された読み切り。単行本1巻に収録。
本作のプロトタイプ的な位置付けで、3人の性格や容姿が少し異なる。
また、サナエにはミナに対して、少し友だちを越えた感情を抱いていることを示唆する描写があるのも特徴。