概要*
ゲシュペンス島を守護する獣神の一柱。愛称は『ビビ神』。
布地を減らしたメイド服のようなコスチュームを着ており、萌え袖、へそ出し、絶対領域を完備、あざとさすら感じさせる。実際、シナリオ中ではあざとい一面を露わにすることが多々ある。
普段は幼児体型かつ身長20cmと手乗りサイズで居るが、これは獣神としての力を暴発させないための仮の姿である。
育成画面では頭身(と胸のサイズ)が上がった本来の姿を拝むことができる。谷間から見える美乳がまぶしい。
性格は温厚で礼儀正しい。瀕死の状態で島に漂着した主人公を人工呼吸で蘇生させたりと、ヒロインらしい活躍をする場面も多い。
しかし、自身が神であるのをいいことに傲ったり、時折メタ発言を繰り出したりする困った一面も。
主人公に名前を覚えてもらえないこともしばしばで、『ヴィブラステップ様』や『ビビンバ様』等、『ヴィ』または『ビ』から始まる適当な名前で呼ばれている。
本作におけるナビゲーションキャラで、チュートリアルで操作の基本を教えてくれたり、クエストメニュー画面左側で各クエストについてガイドしてくれる。
また、全年齢版を考慮してか、メインシナリオではモンスター娘たちがコンプライアンス的にアウトな発言をしようとしたり、主人公を毒牙に掛けようとした場合、彼女が(画面外から物理的にも)割り込んできて制止するのがお決まりのパターンとなっている。
2022年9月には超絶ハイクオリティな公式3Dモデルが登場。曰く「特別な姿」。
公式からの告知動画や、公式生放送『モンスター娘TV』にはこの姿で出演している。モデリングはMMDモデル製作者としても知られる、3Dモデラーのぽんぷ長氏。
……生配信のコメント欄でも視聴者の大半からヴィなんとか様扱いされてしまうのはお約束である。
性能
ヴィヴィヴァーチェ
加護スキルは『戦いの歌』。
ウォリアー、ガーディアンの攻撃力と物理防御力を最大(レベル5)で15%上昇させる。
召喚スキルは『ファイアーストーム』。
円範囲に炎を巻き起こし、最大(レベル10)で3000ダメージを与える。
戦闘中2回まで使用可能。
物理・魔法防御力に関係なく安定したダメージを与えられる。
ヴィヴィヴァーチェ:メイド服
メインストーリー6章-2『謎解き勝負でボッシューダ』でメイド服を着た超ドヤ顔のビビ神様の立ち絵が用意されていたが、2022年12月のイベント交換ptで新たな獣神として実装された。
加護スキルは『メイド根性』。
全モンスター娘の最大HPを最大25%上昇。
召喚スキルは『神の御姿を崇めなさい』。
効果範囲内の味方の物理・魔法防御力を10秒間、最大180上昇させ、敵の動きを短時間止める。
戦闘中5回まで使用可能。
他の獣神たち
癒しの力を持つ獣神の一柱。
こちらは主人公に名前を覚えてもらっており、ビビ神には速攻でツッコまれている。
テルル率いるおねショタ警察に慕われており、ビビ神とは主人公を巡ってじゃれあっている仲。
最近妹分(?)ができた。
加護スキルは『マジックレジスト』。
全モンスター娘の最大HPと魔法防御力を最大で15%上昇。毒耐性を最大で25%上昇させる。
召喚スキルは『ホーリーヒール』。
円範囲の味方のHPを最大4200回復する。
戦闘中5回まで使用可能。
獣神ニーズホッグ
毒々しい紫色の体表を持つ大型のドラゴン。
メインストーリー序章6話をクリアすることで入手することができるが、明確なストーリーや人物描写のあるファロルーチェとは違ってなんの脈絡もなくいきなり仲間に加わり、出る作品を間違えてるとしか思えないビジュアルと相まって新規ユーザーを驚かせている。
2.5周年イベントでは後述する二体に遅れてモンスター娘となった。
加護スキルは『魔導の理』。
スナイパーとソーサラーの攻撃力を最大17%上昇させるが、その代わりに最大HPが減少する。
(ペナルティはレベルアップと共に減少し、最小で6%)
召喚スキルは『死毒の息吹』。
戦闘中3回まで使用することができ、範囲内の敵に最大1000ダメージ、最大100%の確率で30秒間死毒状態を誘発させる。
スキル回転も良好なのもプラス点であり、運用を考慮に入れているならば多少無理してでもレベル10まで上げておくべし。
ただし、ヴィヴィヴァーチェと比べて範囲が若干狭いこと、機械系のエネミーに毒が効かないことに注意。
獣神パズズ
ビビメダル4000個で交換可能。
ニースホッグと同じく強烈なビジュアルをもっており、幾重にも翼を生やした白い獅子のような姿をしている。
長らく本編に絡んでこなかったが、2周年イベントで何故かモンスター娘となった。
加護スキルは『ラピッドチャージ』。
全モンスター娘のスキル初回使用までの時間を最大15%短縮、攻撃後の待ち時間を最大25%短縮。
召喚スキルは『風魔神雷』。
範囲内の敵に最大1300ダメージを与え、後退させる。
戦闘中3回まで使用可能。
獣神ベヒモス
ビビメダル4000個で交換可能。
深緑色の皮膚と巨大な腕をもった、金髪の怪獣の姿をしている。
長らく本編に絡んでこなかったが、2周年イベントでなんやかんやあってモンスター娘となった。
加護スキルは『巨獣の激高』。
全モンスター娘の最大HPがレベルMAX時で35%上昇、攻撃力がレベルMAX時で8%上昇。
その代わり出撃コストが+3されてしまう。
召喚スキルは『ガイアインパクト』。
範囲内の敵に最大4000の物理ダメージ。
攻撃した敵をスタンさせる(蓄積値:特大)
編成中2回まで使用可能。
ビビメダル4000個で交換可能。
メインストーリー7章にて登場し、バルベリト帝国の樹氷宮殿の中央に位置する『えっちな水着の祠』に封印されていた。
四獣神の一柱にして、水着を司る獣神。
その神威を色濃く反映しており、健康的な小麦色の肌と青い水着が眩しい美女。背後からはウツボやウミヘビを思わせる長い尻尾が伸びている。
威厳がある言動をしたと思えば、フレンドリーな一面を見せたり、カンペを読んだりとフリーダムな性格。
封印から解かれた後、『水着ガチャを積極的に導入していく』というメタな内容の神託を下したが、そのおかげかテルルとアテエルの実装を皮切りに様々なモンスター娘の水着姿が御披露目された。
最近説明役が板に付いてきた模様。
加護スキルは『サマービーチバケーション』。
光、火、水属性のモンスター娘の攻撃力を最大15%上昇、移動速度を最大50増加。
召喚スキルは『スプラッシュウェーブ』。
範囲内の敵に最大1000の魔法ダメージを与え、30秒間物理防御・魔法防御を最大300減少させる。
戦闘中3回まで使用可能。
メインストーリー8章にて登場し、樹氷宮殿から東のほうにある古代遺跡『崩壊学園都市』に位置する『水の戦士の祠』に封印されていた。
四獣神の一柱にして、セーラー服を司る獣神。とはいえ、水兵ではなく女学生の方である。
緑色のメッシュ付きの茶髪のロングヘアに獣耳、太眉と、たぬきを思わせる外見をしている。
可愛らしい見た目に反して血の気の多い性格であり、ヤクザ口調で喋る等、スケバンや姫を思わせる美少女。
祠に記してあった名の通りセーラー服を身に纏っているが、なぜかガトリングガンのような武器で武装しており、異質な雰囲気を放つ。
2023年3月のイベント交換ptで新たな獣神として実装された。
加護スキルは『クイックリロード』。
スナイパーの攻撃力を最大15%上昇させ、攻撃後の待ち時間を最大40%短縮する。
召喚スキルは『セーラー服とガトリング』。
範囲内の敵に6連続で物理ダメージを最大1400与える。
戦闘中2回まで使用可能。
四獣神の一柱にして、ブレザーを司る獣神。
紺色の制服を身にまとっており、風紀委員のような厳格な雰囲気を醸し出している。
性格も真面目で風紀に厳しい。
セーラとは対になる存在。
四獣神の一柱にして、アイドル衣装を司る獣神。
『ちゃん』までが名前らしいが、実装された際には呼び捨て表記にされてしまった。
妖怪島の獣神。
ビビメダル4000個で交換可能。
イベント『鳥が導く妖怪珍道中』に初登場し、主人公にとある雉(曰く、クッソ汚いオホ声で他者の心と式神を操るクソ鳥)を討伐するように依頼した。
性格は典型的なメスガキで態度は最悪。
四体の獣神。
ビビメダル4000個(半額レート2000個)で交換可能。
ご存知朱雀、青龍、白虎、玄武から成っており、そのうち朱雀と白虎がモン娘と化している。
多分なんやかんやあった。
超タワーディフェンス祭りにて実装。
千年戦争アイギスからのゲスト出演であり、プルラルクルスの根が吸い取ったモン娘TD世界の次元エネルギーを解放し、行き場を無くしたそれをソラスの力の一部と結びつけ産み出された存在となっている。
加護スキルは『ステラ・ルミノクス』。
ソーサラーの攻撃力を最大15%上昇させ、射程を最大12伸ばす。
召喚スキルは『エターナルスター』。
範囲内の敵に最大6000の物理ダメージを与える。
戦闘中1回まで使用可能。
関連タグ
ちょっといい話
累計ログインが約半年おき(183日・365日・550日)になるまで続けると……?
謎
このように、『モン娘TD』におけるマスコット兼メインヒロインの一人といった立ち位置にいるのだが、彼女を取り巻く謎もそこそこ多い。
創世記の時代から生き続けているかのような口ぶりをしていながら、創世記の少年の死因であった「いやらしい症候群」の治療法については強化パッチ(と言う名のメイド服)を手に入れるまでは知らなかった模様。また、このメイド服も、まるで段階を踏むかのように数着がエンキ神殿の各階層に1着ずつ封印されており、ビビ神が獣神として完全な覚醒を果たしたのは最後の1着を身に着けてからである。
『もんむす・くえすと!』コラボイベントでは、女神イリアスと同等の世界の脅威となりうる存在の気配がゲシュペンス島に漂っていることがアリスフィーズの口から語られており、アリスフィーズはその気配の主がビビ神ではないかと警戒していたという。
これについてビビ神ははぐらかすような態度を取りつつも否定するという不穏な受け答えをしているものの、アリスフィーズも島に滞在する中でビビ神は危険な存在ではないと判断し、最終的に上記の疑念を撤回し謝罪している。
作中人物で一人だけ第四の壁を認識しているかのような言動や、主人公に名前を全く覚えてもらえない天丼ネタも、ギャグとして見てしまえばそれまでだが…?