概要
CV | Sunni Westbrook |
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種族 | ペガサス→ ??? |
職業 | schhol of friendshipの生徒 |
キューティーマーク | 赤いルークの駒 |
シーズン8より登場した子供のペガサスの少女。シーズン8にてトワイライトが建てたSchool of friendship(ファンの間では友情学校、友情の学校と訳される事も多い)の生徒。大抵の場合は主役キャラやクルセイダーズのサポート役として登場する。
人物
大人しく、心優しい性格をしている。
シーズンが開始してからすぐに周りの生徒と打ち解けてるので、コミュニケーション能力はいい方である。半面、同じ生徒であるはずのYoung6の事は快く思っていないのか、それぞれの欠点をきめ細やかに指摘してダメ出しする(サンドバーは除く)など、非ポニーに対しては偏見を抱いている節がある。良くも悪くも子供らしい性格と言える。
本編での活躍
S8E12
初登場。キューティマーククルセイダーズらの家の前で泣いており、「成績が悪く、このままでは落第してしまう」と彼女らに協力を依頼する。
学校に入学したいが、許可が下りないCMCはこれをチャンスだと捉え、彼女の宿題を手伝うことにする。
ケーキ夫人やビッグマッキントッシュのために良い行為をしながら、友情を彼女に教えてゆく。学校の課題で "A "を取得した後、CMCは今後の試験に向けて彼女の勉強を支援することになる。しかし、当の試験で出したのは非常にお粗末なテストの答えであった(例:友情のプリンセスは?という問題に対して「あなたのママ」と答えるなど)。
この惨状を見たトワイライトが「学校に通えない腹いせに誤った回答を教えた」と思い込んでしまい、あろうことか3人は出禁を言い渡されてしまう。
これに責任を感じて学校のカウンセラーに就任したスターライト・グリマーを頼り、クルセイダーズを学校に入学させるためにわざと悪い成績を取ったと告白する(元ヴィランである彼女からもずる賢いと揶揄された)。
これによって真実が明らかになり、コージーはCMCに謝罪し、CMCは学校の名誉卒業証書を受け取り、チューターとして出入りが自由になるのであった。
その後はschool of friendshipが舞台の場面などでモブポニーとして登場するが、特にこれと言って本編に関わることはなかった。
S8E22
トワイライトを手伝っていたところ、学校の生徒グループのYoung Sixが学校地下探検をしているところに出会う。共に地下探検をしていると、学校の地下にあるTree of Harmonyを発見する。
ファンからの評価
その愛らしい外見と性格から、モブポニーであるにもかかわらずファンからの人気は非常に高い。(その割にはpixivイラストが少ないが、これは後期のシーズンで登場したため)
関連イラスト
別名・表記ゆれ
関連タグ
S8E25にて、突然エクエストリア中の魔法が全て消えてしまうという事態が発生する。一同はシーズン4にて登場したヴィラン、ティレックの仕業だと考え、彼が収監されているタルタロスへ向かうが...
You might get some company soon,
if I can't make that annoying Neighsay back off!
All this magic needs time to drain from Equestria before my vortex sucks it to another realm.
Three days can sure seem like forever, huh? You know, you ponies got it all wrong.
Friendship isn't magic. Friendship is power!
With Twilight and her lackeys out of my way, all of Equestria will bow to me!
The future Empress of Friendship!
シーズン8のメインヴィランであり、S8E25における全ての元凶。
前述の発見したTree of Harmonyを利用し、エクエストリア中の魔法を回収し、自分がエクエストリアを支配する計画を立てていた。
彼女の計画は、まず最大の障壁となるMane6を始末するところから始まり、彼女らに異変の黒幕はタルタロスに投獄されているティレックが犯人だと錯覚させ(彼自身は犯行を教唆したものの、実行犯ではなかった)、タルタロスに向かわせた所をタルタロスの特性を利用し幽閉、事実上無力化させ、その後スターライトを利用して全エクエストリアの魔法を封印、その後Tree of Harmonyのアーティファクトを使い自分が王国を支配するという算段であった。
明かされた本性
その本性は凶悪かつ残忍で、自分の計画を遂行するためならば他人を利用し、拉致監禁も当然の如く行い、必要ないと判断すれば平然と切り捨てるなど、まさに外道を絵に描いたような性格。
計算高い策謀家でもあり、自身の可愛らしさを十二分に理解し、その外見や警戒されにくい「カウンセラーの助手」という立場を生かして平気で人を騙す演技派でもある。
彼女自身はなんの特別な力も能力も持ってないにも関わらず、その演技力と策略のみでMane6を無力化し、エクエストリアを壊滅にまで追い込んだ、MLP屈指の強敵。
また、彼女もネイセイ大臣同様、非ポニーに対して排他的な思想を抱いており、スモルダーの事も平然と「陰謀のドラゴン」呼ばわりしている(だが、後に異種族であるはずのクリサリス、ティレックと手を組んでいる)。
なお、彼女はヴィランではあるものの、珍しくこの作品のテーマでもある「友情の力」を否定せず、むしろそれを利用しようと考えていた。
そのために出来るだけ多くの友達を(利用する相手としてだが)作ろうとしており、後述のティレックへのセリフのその思想が見え隠れしている。そして「友情の力」を重要視しているからこそ、Mane 6の脅威はもちろん、戦力的には無力であるはずのクルセイダーズやYoung Sixの危険性を察知できた。
この事もファンから最も危険なヴィランの一つとして数えられる要因となっている。
S8での活躍(真)
S08E22までの活躍は事実である、だが、S08E22でTree of Harmonyを発見してからは一気に様子がおかしくなる。
そしてS08E25ラストにてついに前述のその醜悪な本性と恐るべき計画を明かすこととなる。
S08E26ではネイセイ大臣が校長に就任し、EEAのガイドラインに沿って学校を管理下に置き、事態の収集に動こうとした所、「ネイセイを校長にすればMane6の講義が受けられなくなり、授業が退屈なものになる」と生徒達を扇動し彼を拘束、自身が(臨時ではあるが)校長となる。そして計画に気づいたキューティーマーククルセイダーズを言葉巧みに騙し、掃除用具の保管庫に監禁、更に最後まで自身の邪魔をするYoung Sixらが学校を破壊しようとしてると嘘の情報を吹き込み、生徒達と敵対させ、とうとう計画の成就一歩手前まで漕ぎ着ける。
が、最後の最後でToHの邪魔が入り、さらに揉み合いの末にガーラスがスターライトの閉じ込められている場所にもつれ込んでしまう。一度は「自業自得、見捨てればいい」と吐き捨てるものの、そこからMane6の教訓との不一致を指摘され、生徒らにも嘘がバレてしまう。
最終的にYoung6の活躍により、彼女が奪った魔法が全て持ち主の元へ帰ってしまい、自らの目論見は失敗に終わってしまう。
自身の目論見を潰されて怒り心頭になり、Young6に詰め寄る...
が、そこに魔法を取り戻してきたMane6が帰還。
慌てて演技を再開するも、アップルジャックに「あんたのペンパルのティレックが全て白状した」と告げられ、ついにトワイライトたちの前でも本性を露にする。
が、トワイライトはそんな彼女を責める事無く、
「友情は確かに力があるが、それが友達を作る理由ではない事」
「そしてそれを彼女に教えることができなかった事」
を謝罪され、
あれだけ散々貶めてきたシルバーストリームからも「腐ったリンゴが一つあったからって失敗じゃない(You can't let one bad apple make you think you failed)」と和解を示唆するような発言まで飛び出すも、すでに心が邪念に支配されていた彼女には通じるはずもなく、「ここでダメなら他でやるだけ」と捨て台詞を吐いて逃亡しようとしたものの、今度は自らが今まで利用してきた生徒達に妨害され、そして魔法を取り戻したネイセイ大臣、プリンセス、そしてロイヤルガードらに確保され、タルタロスに投獄。その目論見は今度こそ潰えた...
が、まだ懲りておらず、隣のティレックに"Hey, neighbor. Wanna be friends?"(やあ隣人さん?お友達にならない?)と語りかけると同時に、彼女の不穏な笑みでS8は幕を閉じる...(ティレック自身は鬱陶しく思ってるようだが)。
S9での活躍
ティレックと共に再登場。前述の通りティレックを利用して脱獄を計画しているものの、なかなかいい案が思いつかず、八方塞がりの状況が続いていた。
そんな中、謎のヴィラン、グロガー(Grogar)の手によってティレック共々図らずもタルタロスから脱獄、そこでクリサリス、キング・ソンブラに出会い、そして自らを脱獄させたグロガーに悪役同士同盟を組むように指示される。
最終的にクリサリス、ティレックとは渋々手を組むことになるが、最終的に利害が一致したことでエクエストリアを支配しようと三人で暗躍する。
※画像はイメージです
なお、三人で協力しているものの、お互い仲間意識はそれほどなく、エクエストリアを支配し脅威がなくなれば同盟は解散すると先に忠告しているが、終盤になってくるとほんの少しではあるが仲間意識が芽生え始めたようで、「あの時三人で楽しくやってたのは悪くなかった」とも振り返っている(ただこれも上っ面だけに過ぎなかったようで、プリンセスやスタースワール、Mane6、ディスコードを捕えた際には魔力の使い道の話で喧嘩になっている)。
中盤ではグロガーの計画の為、どんな相手だろうと強制的に魔法を奪い取ることができるベルを手に入れることになる。
最終的に魔力を集めきったことでグロガーが用済みと判断し、前述の二人と共にあっさり反逆、彼の持っていたベルを使い、グロガーの魔力も奪い取る(その際、グロガーの正体がディスコードであると発覚した)。
そしてディスコードの魔力を吸収し、疑似的なアリコーンと化す。そして今度こそエクエストリアを我が物にせんとクリサリス、ティレックと共にキャンタロットへ奇襲を仕掛ける。
その圧倒的な力でロイヤルガード達を蹂躙、応戦しようとしたセレスティア、ルナ姉妹の魔力もベルで吸収して一蹴し、憎きMane6にとどめを刺そうとする。
だが、友人たちが身を挺してトワイライトを庇ったため、彼女だけは取り逃がしてしまう。
まんまと勝利を納めたことで愉悦に浸っていたのもつかの間、ティレックがディスコードの挑発に乗ったことでスターライトグリマーの脱獄を許すという致命的なミスをやらかしてしまい、さらにMane6の脱獄を許してしまう。
最終的にエクエストリアを守らんと立ち上がったMane6と対決、スパイクを人質にとることでMane6に降参を認めさせる。
しかし、絶体絶命の危機の中、Young6,ペガサスとユニコーンの少年少女が仲違いしていた人々を説得したことにより三種族、ドラゴン、ヒッポグリフ、チェンジリング、グリフォン、ヤクが団結して総攻撃を仕掛けてくるという想定外の事態となり、Mane6,Young6,Pillars of Old Equestriaによる友情魔法を食らったことで今まで手に入れた魔法を奪われ、元のペガサスに戻されてしまう。
逃げようとするものの、偶然ベルを手にしたことでディスコードの魔力を得たピンキーパイが召喚した巨大なカップケーキに退路を阻まれ、ようやく抜け出したところをセレスティア、ルナ、そして自分たちが今まで利用してきたディスコードに石像にされ、ついに完全敗北。
かくして、他種族を忌み嫌っておきながら恥も外聞もなくチェンジリングの女王と邪悪なケンタウロスと手を組み、エクエストリアを支配しようとした狡猾な策略家は、図らずも「自らが利用してきたものと陥れようとしたものたちに倒される」という因果応報の末路を辿るのであった。
なお、最終回であるE26ではステンドグラスのアートにクリサリス、ティレックと共に倒される様子が描かれている。彼女がトワイライトの学校でエクエストリアの歴史(その中には今までMane6が戦ってきたヴィランとの戦いの歴史も含まれている)を学んでいたことを顧みると、実に皮肉極まりない描写である。
(本当の)評価
前述の通り、計画成就あと一歩のところまで漕ぎ着いたこともあってか、ファンからは最も危険なヴィランの一人として数えられている。
また、清々しいほどの豹変や、その際の顔芸なども人気が高い。
そしてタルタロスに幽閉されてもなお、改心する様子がないことから、再登場をのぞむファンも多かった。そしてシーズン9ではかつてないほどMane6を苦しめる強敵となった。
余談
- CMCと同じ年齢であるはずの彼女がなぜエクエストリアを支配しようと思い至ったのか、その動機は定かではない。元々権力欲が強く狡猾な性格だったのか、それとも過去の出来事が原因でこうなってしまったのかは不明。
- なお、シーズン8時点ではMLP初となる、ペガサスのラスボスであった。
真の関連タグ
王都楼真悟:こちらも初登場時と豹変後で印象が大きく異なる、自らの地位や権力は低いものの、単純な悪意と演技力で主人公をかつてないほど追い詰めたキャラクター繋がり。