概要
原題は主人公の名前そのままの『ビートル・ベイリー (Beetle Bailey)』
原作者はモート・ウォーカー (Mort Walker、1923年-2018年)。現在は息子のブライアン・ウォーカーが引き継いで描いている。
このキャラクターのコマ割りコミックは、1950年9月4日から出版されている。日本では「ぐうたら二等兵 ビートル・ベイリー」として出版されている。
1963年からはキング・フィーチャーズ製作のアニメ版がアメリカで放映され、日本では1960年代から1990年代まで東京12チャンネル (現:テレビ東京)や独立局でも放映された。
キャラクター
ジェームズ・ビートル・ベイリー
声:小宮山清
やる気のない二等兵、次々と問題を起こすことで周りに迷惑をかけている。
目が常に帽子やヘルメットなどで隠れていて、決して見えることがない(本人の視力には問題がない様子)。
オービル・P・シュノーケル
声:不明
ベイリーを叱る軍曹。ときにベイリーをギッタギタにのしてしまうのはお約束。巨漢。通称「サージ (Sarge)」。
オットーという犬を飼っていて、自分と同じ制服を着せている。
エイモス・ハーフトラック
ベイリーたちが所属する駐屯地「キャンプ・スワンピー」の将軍。
ミス・バクスリー
ハーフトラック将軍の秘書。ブロンドの美女。なぜかベイリーと恋仲。
キラー・ディラー
ベイリーの同僚で友人。すぐにナンパを仕掛ける色男。
プラトン
ベイリーの同僚で友人。読書好きで真面目な秀才。
ゼロ
ベイリーの同僚で友人。農場育ちで動物と親しくなれる。そのかわりおつむにちょっと難有りかも。
クッキー
キャンプ・スワンピーのコック。シュノーケル軍曹に瓜二つ。料理の味はいまいち。
ミス・ブリップ
ハーフトラック将軍の秘書。ミス・バクスリーほどには美人ではない。
余談
作者のモート・ウォーカーは『ハイ&ロイス (Hi&Lois)』という漫画も描いている(こちらもブライアンが引き継いで描いている)。ハイラムとロイスという夫婦とその子供たちの日常を描いたホームドラマだが、妻のロイスはビートル・ベイリーの姉という設定であり、『ハイ&ロイス』にはたまにベイリーのことが話題に出てくる。