概要
アビス内で生態系を築きあげている固有の生物。深層に生息するものは上昇負荷に対して耐性を持ち、人間とは異なる感覚器官を持っている傾向にある
獰猛でしたたかな捕食者に対し人間は無力であり、探窟家はそれらの習性を理解し回避するのがセオリー。
アビスの生物で名前が付いているのは1割未満らしい
原生生物一覧
深界一層「アビスの淵」 | |
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ツチバシ 危険度:★(軽微)クチバシと一体になった固い頭骨が特徴、羽を広げると3m以上にもなる。肉が美味で探窟家に食用として大変に重宝されている | |
ガンギマス 危険度:不明 アビス内に広く生息している。背と腹の色がはっきり分かれたものが美味いようだ | |
ゴコウゲ 危険度:★★(要警戒)10mほどのドーム状の縄張りを持ち、内側には粘着質の植毛を張り巡らせ待ち伏せる。縄張り内では恐るべき速度で動くが一転、縄張りの外には一切干渉しない潔い生態を見せる | |
深界二層「誘いの森」 | |
ナキカバネ 危険度:★★★(深刻)高度な声帯模写を行う鳥としても知られ群れでコロニーを作り全体で子育てをする。見た目によらず愛情深く雛から育てるとヒトにも慣れる | |
オットバス 危険度:★★★(深刻)逆さ森の外周に生息する。海外から持ち込まれた外来種が奇跡的にアビスの中で根付いたもので原産国では密林の水辺における王者だった | |
深界三層「大断層」 | |
ネリタンタン 危険度:☆(安全)扁平な体は器用に変形するあばら骨によって形作られ状況に合わせて細長くなったり空気を溜めて膨らんだりする。 | |
ベニクチナワ 危険度:★★★★(致命的)被膜を使い気流に乗り、対岸までほぼ直線で移動する。遺物や鉱石を好んで腹に入れたがる | |
深界四層「巨人の盃」 | |
タケグマ 危険度:不明 背中に寄生性の水キノコが生えていて共生関係にある。宿主が元気なうちは宿主から栄養を吸い宿主が死にそうになると溜めた栄養を分ける | |
タマウガチ 危険度:★★★★★(理不尽)剣山カズラに生息する大型の猛獣。草食。性格は獰猛で体中の針に強力な致死毒を持ち、更に予知ににた勘の良さや水上であっても一切衰えない恐るべき瞬発力を備えている | |
クオンガタリ 危険度:★★★★★(理不尽)深界六層に生息するといわれる羽虫。トコシエコウの葉に化け寄り添う生物を襲い「幼体」を植え付け苗床にし、頭を侵し幼体の餌とする | |
深界五層「なきがらの海」 | |
ハマシラマ 危険度:★(軽微)水中の生命の淀みを食べると言われ粘液状の内臓を吹き付けて捕食者の動きを止め、逆に生きた盾として使う様子が報告されている | |
カッショウガシラ 二メートルを超えるサソリのような生物。尾には肉と骨を溶かす毒が有り七本生えている巣の近くは(ゲロを干した後焼いたような)独特のにおいがする。ここまでにゲロ狼煙をしていないものは出会う前に死ぬと予測される | |
深界六層「還らずの都」 | |
ミゾウジャク 危険度:不明 地熱近くに生息する大人しい生物。産みたての卵は美味い、孵りかけの卵は沸騰程度では筋肉が壊れない為、ゆで卵にして食べると口の中で動く。美味い | |
ダイオウカブリ 危険度:不明 卵のまま育つトカゲ、殻のお蔭で鉄の雨もへっちゃら。幼体は獰猛だが大して手間をかけずに食えて味もいい。寿命は数えるのが馬鹿らしくなるほど長い | |
ヤドネ 危険度:不明 様々な『宿』を持つ哺乳類。六層の都市域でひっそりと息づいている。サカワタリにしょっちゅう捕食されている、歯牙は鋭く宿づくりに役立てている。人にはなれるが、焼いて食おうとすると牙で噛みつく | |
リュウサザイ 危険度:★★★★★★(桁外れ) 衝撃を受けると破裂する毒の鱗を持つ。しかしオス同士の争いは激しい体当たり。執念深く、呪いも無視して立体的に動く。六層においては、一匹でクオンガタリの群れに相当する危険度 | |
水もどき 水に擬態する生物 六層に生息していた擬態生物。飲んだ生物に卵を植え付け肉体を変容、やがて液体化させそこを苗床に生息圏を広げる | |
カマヅノ 危険度:不明 イルぶるで入手したライザの手記に記載されていた生物。臆病だが強くファプタとレグ二人掛りでようやく狩れる。 | |
深界七層「最果ての渦」 | |
サカワタリ 危険度:不明 全長50mにも達するアビス最大の鳥。七層以深に巣を持つとされ、上昇負荷をまるで意に介した様子がない。力場をとらえる翼膜によって、この巨体にも関わらず優れた飛行能力を有するが、力場のないアビスの外では飛べない。上層へ狩りに出かけることもあり、地上近くで目撃されたりする。 | |
深界極点「奈落の底」 |