概要
Googleが開発した人間とbotを判別するシステム。バージョンによって判別方法が異なり、以下のようなものがある。
歪んだ文字列
画像として表示された歪んだ文字列を正しく入力できるかどうかで判別する。コンピュータには歪んだ文字の認識が難しい。
チェックボックス
「私はロボットではありません」というチェックボックスで判別する。たったこれだけで判別できるのかと思われるかもしれないが、チェックを入れるタイミングなど様々な要素によって判別している。
画像の選択
複数の画像の中から「○○の画像をすべて選択してください」という問題が出される。歪んだ文字列と同じくコンピュータには認識が難しい。
しかしこの問題が難しいうえに言葉の意味も曖昧なため、人間にも解けないという本末転倒な事態になっている。さらに画像も不明瞭なものが多く、難易度上昇に拍車をかけている。
例えば
- 自動車の画像をすべて選択してください。
画面の隅に少しだけ写っているのが自動車なのかどうかわかりにくい。
- 道路標識の画像をすべて選択してください。
支柱の部分も含まれるかどうかがわからない。
- RVの画像をすべて選択してください。
RVの定義が曖昧。そもそもRVの意味を知らない人も少なくないのでは?
- 草の画像をすべて選択してください。
鉢植えの植物は草に含まれるのかわからない。画面に少しだけ写っている緑色が草なのかわからない。
などなど。
結果、人間扱いしてもらえない人が続出する事態となった。