中華人民共和国のオープンワールドスマホゲーム。中国では2021年12月16日リリースされた。
概要
中国のマスメディア企業Perfect World傘下のHotta Studioが開発、グローバル運営しているソーシャルゲーム。オープンワールドアクションRPGで、遥か未来の惑星アイダを舞台に、ゲームプレイヤーは治安組織ハガードの特殊部隊「エクセキューター」の一員として惑星各地を冒険する。
当作は原神をリスペクト・参考にして開発したと公言しており、それでありながらプレイヤーのキャラメイキングや乗り物での移動をはじめ、マルチプレイやPvP(対戦)などで差別化を図っている。
グローバル版は2022年にモバイル・PC対応で世界同時に運営開始をする予定であり、同年2月11日国内版公式Twitterが開設され、3月16日に公式サイト、プロモーションPVの公開と同時にCBT(クローズドβテスト)募集開始、4月19日から5月21日の期間でテスト開始された。
ストーリー
遥か未来、環境汚染と資源枯渇により死の惑星となりつつある地球に人類は星間移民計画を実行。地球に似た環境を持つ惑星アイダを発見し移住をはじめる。そして彗星マーラから高エネルギー粒子「オムニアム」がアイダに照射されている事を知り、効率的に獲得するために各地に『幻塔(オムニアムタワー)』を築いて発展した文明を築きあげたが、オムニアムには生態系はおろか時空にも影響を及ぼす「オムニアム放射線」を含んでおり、それまで微量だったため環境に影響を与えなかったオムニアム放射線を過度に獲得した結果、大地には高濃度のオムニアム放射線が蔓延し、人類をはじめとする生物の突然変異による変異種(クリーチャー)化や時空断絶現象などによる『大厄災』で文明は一度崩壊の危機になりかける。
辛うじて文明崩壊と絶滅の危機を免れた人類だったが、オムニアムの恩恵を捨てきれない科学者達はオムニアムと治安維持のために「ハガード」を設立。以後は放射線を抑制するサプレッサーを開発・携帯し、また汚染された部位をサイボーグ化するなどで人類は生き残る道を選んだが、アイダで生を受けた「アイダ世代」の一部はオムニアムこそが全ての元凶だと反社会組織「アイダの子」を結成し、各地でオムニアム廃止を求める活動を行なっていた。
大厄災から50年経ったある日、アーシャ大陸南西部に位置するアストラ島の隔離区域を訪れていた主人公と相棒はクリーチャーに襲われ、逃走の途中で相棒とはぐれつつも生き延び、傷ついて意識を失った所を近くのシェルター(集落)に住むジークに救われる。彼によりシェルターに辿り着くも記憶を失ってしまい、自分が一体何者で、何の目的で隔離区域を訪れたのか疑問に思いつつも物語ははじまる。