アメリカ空軍(アメリカくうぐん、英語:United States Air Force、略称:USAF)は、アメリカ合衆国が保有する空軍。アメリカ軍を構成する6軍の1つであり、任務は「アメリカ合衆国を防衛し、航空宇宙戦力によってその国益を守る事」である。発足から現在まで世界各地の多くの戦争・紛争に関与してきた歴史がある。
歴史
1907年8月に陸軍内に発足した「航空機部門」が前身である。その後は組織を拡充していき、陸軍航空部門・陸軍航空隊・陸軍航空軍を経て、1947年9月に国家安全保障法の成立によって陸軍から独立・発足した。現在の同軍は7000機以上の航空機を運用する世界最大の軍であり、世界各地に空軍基地を有する。戦闘機・爆撃機・輸送機・大陸間弾道ミサイルなどを擁し、制空・航空攻撃・物資輸送・核抑止能力保持が任務の中心である。他にも軍事衛星の打ち上げ・運用においても中心的な役割を果たしている。