ヤマンバ
やまんば
ヤマンバとは、かつて局地的に流行したギャルの一形態である。
1990年代後半から2000年代初期ごろに流行した黒ギャルの一種。
真っ黒に焼いた肌に白いグロスやアイラインをほどこし、時に髪を脱色し、さながら山姥のようであったことからこう呼ばれた。つまり妖怪である。
例えが妖怪という時点でお察しの通り一般人には受けが悪く、ぶっちゃけるまでもなく見た目を揶揄した立派な蔑称なのだが、前向きに受け入れて自ら「ヤマンバ」と称する剛毅なギャルも多かったため、一般的な通称としても定着してしまったという側面がある。
当時は不況真っ盛り、ノストラダムスな世の中であった時代ゆえの自暴自棄だったのかもしれない。
これが発展しよりメイクがフェイスペインティングぽくなったりしたものが「マンバ」と呼ばれている。
なお、一時期はヤマンバ、マンバの男性版ともいうべき「センターGUY」というものもあった。
しかし、今となっては文字通り黒歴史になってしまった人もいるらしい…。