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猿田彦の編集履歴

2012-03-09 21:49:55 バージョン

猿田彦

さるたひこ

猿田彦とは、手塚治虫の漫画『火の鳥』の登場人物。

概要

CV:小村哲生


「黎明編」に登場。弥生時代の邪馬台国の女王・ヒミコの忠実な家来。

以降シリーズに登場する”猿田型”人間たちの祖先もしくは前世。


猿田彦、猿田博士、我王、鞍馬の天狗など、共通して大きな鼻の持ち主と運命付けられているが、それぞれの編の世界観に合わせ名前やキャラクター、何ゆえにそのような大きな鼻を持ったのかの由来が少しずつ異なる。


猿田彦、八百比丘尼の父は「元々醜い顔で、さらに病気で鼻が大きくなった」、猿田博士は「元よりそのような顔と鼻」、我王は「病で醜くなると同時に鼻も大きくなる」、宇宙編の猿田は「元より鼻は大きく、さらに醜くなる」、生命編/太陽編の猿田は「鼻が大きいだけでそれ以外は醜くはない」など、作品ごとで異なる。鼻が大きい理由も、猿田彦は蜂によるもの、八百比丘尼の父は鼻癌であるが、それ以外は原因不明。


作者自身がモデルという説もあるが、作者自身の自画像とは懸け離れており、作者自身をモデルにしたキャラクターは、乱世編に実の先祖でもある手塚太郎光盛として登場している。

始祖猿田彦の犯した数々の悪行を清算する為に酷い目に遭う宿命にあるが、『鉄腕アトム』のお茶の水博士は罪の清算が終わりつつある結果であると後に設定された。

アトム作中でお茶の水博士が事件に巻き込まれ酷い目に遭ったり果ては死にかけたりするのはまだ罪が残っているためらしい。「鳳凰編」では我王の子孫が「未来編」の猿田として生まれ、人類の最期を看取ることが描写されている。


基本的には猿田にまつわる人物の殆んどはその醜さから女性との縁が無い事が多いが、一部の猿田にはその容姿とは関係無しに純粋に女性(猿田とは正反対の美女)に惚れられた者もおり、その女性は後の猿田の名がつく者に繋がるとされる子孫を身籠っている。


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