「おい…お前、芝居が臭いんだよ。とりあえず一生歩けなくなろうか… 膝の皿を…粉々だッ!」
「おい外道、お前にプレゼントだ。これが何だかわかるか?」
「決まっているだろう。お前のドス黒い腹の中を空にしてもらうんだよ…」
「おやおや、何を言うんだい?助けてあげるよ…そういえば君は縫うのが好きだったよね?」
「おい外道、助かってよかったな」
「お前は50日以上生きてもらう。最後に死ぬのだけは確実だがな…」
対象
違法な利子で依頼者の婚約者「瞳」を追い込み逃走され逆上して33日かけて殺害した挙句遺体をぬいぐるみに詰めて遺棄し部下と立場を入れ替えて自首し懲役たった2年という判決で済み依頼者を嘲笑した闇金社長に執行。
概要
1980年代、当時軍事政権のアルゼンチンにおいて反体制派を対象に行われていた拷問。ネズミを大量に詰め込んだタンクに接続されているチューブを罪人の尻の穴に挿入して、容器を熱する事でネズミを体内に送り込み、内臓をむさぼり食わせて殺害する。
経過
劇中では付加刑として両足を潰した末に、腹を熱することで容器と腹の往復を繰り返させることにより少しずつネズミに食い破らせた。さらに罪人が「依頼人の婚約者を33日に渡って監禁・暴行の末殺害し、遺体をぬいぐるみの中に詰めてゴミに捨てた」ことを理由に、闇医者氷室の手によって食い破られた傷を縫い合わせて生かさず殺さずの状態にし、さらに助からないと悟ると死を懇願し、また延命処置をされると生を懇願するその厚かましさから、じっくり時間をかけて処刑すると52日かけて殺害した。この拷問は、罪人の肉体を動物に食い荒らさせて死に至らしめる点において、後述の猛獣刑の一種と見ることもできる。
後日談
ちなみにこの罪人は数十人で構成される反グレ集団のリーダーであったが、彼が支配していた反グレ集団は、とある赤毛の男ただ一人によって壊滅させられたという。