イヅツミ
いづつみ
概要
イヅツミとは、中盤以降主人公たちとともに冒険を共にする主要パーティメンバーの一人である。
人物
呪いによって猫との半獣となってしまった年若の女性(と思われる)。
当初は主人公の古い仲間であるシュローの家来として登場し、シュローを連れ戻すために”島”へやってきた。
しかし半ば強制的なものであったようで、モンスターとの戦闘の折に脱走。
その理由は、半獣化した自分の身体をもとに戻せるのではないかという希望を持ったため。
パーティの中でも最もすばやい身のこなしで、たびたび仲間のピンチを救っている。
性格
行儀が悪い。食べ方が汚い。好き嫌いが激しいの3点セットで、センシから時折しかられる。
半獣の身体のためか羞恥心が薄く、異性の前で裸になることに戸惑いがない。
(尚これ幸いとばかりに乳首の数やしっぽの付け根を確認しようとした変質者は他のパーティメンバーに取り押さえられた)
当初は仲間を見捨てて単独行動するなど自己中心的なところもみられたが、マルシルに窮地を救われてからはパーティで行動するうち戦闘において味方のフォローを積極的にするなど、協力的な姿勢がみられるようになった。
余談
ダンジョン飯の連載前、つまり「予告」にあたるミニ漫画に、名前こそ公表されていない(これはライオス達も同様)が、
イヅツミの外見をした猫耳の忍者のキャラクターが先行登場している。
その時の彼女は、宝箱を見つけたもののそれがミミックであったことを残念がっていたが、
他のメンバー(特にライオスに該当するキャラとセンシに該当するキャラ)は食材となるミミックを見つけたことに目の色を変え、
鎖でミミック入りの宝箱をぐるぐる巻きにした後に隙間から調味料を流し込み、ミミックはそのまま(熱で蒸す形で)火焙りにされた。
その情景を見ていた彼女の反応は、「そっ、そんなひどい!」と発言しており、口元を両手で覆い隠すなど、どことなく乙女なリアクションをとっており、本編の彼女と比べればギャップを覚えることだろう(本編側では首狩り兎の解体を喜々として行っているため)。
これらの性格や反応などは、本編においてはライオス達がテンタクルスを料理にした時のナマリに受け継がれたものと思われる。
憎まれ口を叩く者同士でチルチャックとも最初は対立していたが、のちに和解。
好物は米と魚。
本格的な魔物食に関しては当初かなり抵抗したが、最近は魔物のハンバーグを喜んで食べるなどかなり変化がみられている。
なんと、第41話にて「茸嫌い」といって捨ててしまうほどだったキノコを、第55話にて「キノコうまい」というまでに成長。
恐るべしはセンシの料理の腕前。
…ただ、続く第56話の「カリカリ茸とタマゴのサンドイッチ」では、イヅツミのものはキノコ抜きになっていることから、恐らくチェンジリングでイヅツミの種族が一時的にオークに変化していたことにより、キノコへの抵抗が無かったものとも思われる。
ボーイッシュな見た目が人気である。そしてケモナー向けである。