『What Does my Soul Look Like』
――――私の魂はどのように見えるか―――――
あらすじ
時は20××年。未来、日本。“ロボット”が実用化されて久しく、“人間型ロボット”(アンドロイド)が実用化されてしばらく経った時代、そして技術進歩停滞条例が言い渡された時代。
ロボット進歩停滞条例。要は『機械の進歩を止め、「人間の倫理観の進化を強めるための条例」である。主にアンドロイドの暴走や自立化、戦争への参加が強まり、ロボット工学三原則
第一条のロボットが人間に危害を加えてはならない)が犯されているため。
技術大国で「あった」日本政府が出したもの。
これにより各国がロボット技術進展により発展をつげる中、日本は瞬く間に発展途上予備国となった。
主人公レディはまだ日本がロボット技術を進めていたころに、天才科学者
ドクターエルが開発したロボットである。アクトロイドと呼ばれる
テーマパークや空港での案内を目的として作られたアンドロイドであったが、
レディはそれの第二世代型でできたものであり、その案内のほかに
要人警護や、警備につかえるほどの戦闘力を持ち、
造形美、機能性は旧世代の物となっても現世代のロボットと見劣りない出来のものであった。
あるとき呪いの力に触れた瞬間から彼女は変身能力に目覚め、心を得てしまった。
彼女はそのときからその力で悪人たちを成敗するようになる。
この世界には特撮番組「仮面ライダー」が放送されており、その姿に似通っていることから
後に人から「仮面ライダー」とよばれるようになる。
そして、これはそんな彼女がその力を巡って人々を守る『愛』の物語
人物解説
レディ
仮面ライダーに変身する女性型アクトロイド。人造人間である。
ある事件をきっかけに呪いの指輪がはめられている。そのことで心を得て
自立で活動している。
同じ指輪をもつ青年、御手洗団子と運命の出会いを果たし「ダーリン」と呼んでいる。
さまざまな人物と出会い交流を育むことで、その心にも成長がみられるようになる。
スペック
まず仮面ライダーレディの特徴としては
変身してもしなくてもスペック自体は変わらないことである。
レディの機能をフルスロットルで活かせる手段が変身というだけ
パンチ力15t
キック力20t
目には
* 近赤外線分光撮像装置 IRCS
* コロナグラフ撮像装置 CIAO
* 冷却中間赤外線分光撮像装置 COMICS
* 微光天体分光撮像装置 FOCAS
* 広視野主焦点カメラ Suprime-Cam[2]
* 高分散分光器 HDS
* 多天体近赤外分光撮像装置 MOIRCS 東大学理学部天文学との共同開発
日本最大の望遠鏡すばる望遠鏡と同じ観測装置が圧縮して入れ込まれているため
どんなに遠くのものでも見ることができる。
恐るべき脚力を誇り、その俊敏性は走行してから2秒で時速72キロメートルに達し、最高時速は113キロメートル。ただ最高出力まで達すると伝達が遅くなりエラーが発生する
50m近い高度まで跳躍を可能としている。
21世紀日本最後の最高傑作といわれるほど「ありったけ」が込められた人造人間。
ちなみにスリーサイズなどは決まっていないというより自由に変えることができる。
だいたいB88cm・W57cm・H86cmである。
北朝鮮の民事戦争を制止するためドクターLから実験として送り込まれたのが最初の実戦投入。北朝鮮軍のアンドロイド部隊と交戦し、これを撃破。
髪は人間の髪の毛に似せるよう精巧につくられている。これ自身は
日本人の象徴、大和撫子を彷彿とさせるデザインを主張しているが
人間態の顔の造形に関してはドクターエル本人の趣味である。
呪いの力の影響でその髪を自在に伸ばすことができ、
崖から落ちたバスに髪の毛をまきつけ助けたこともあった
AI
特殊なプログラミング言語を使って開発された最新鋭の人工知能。
その世界で有数の技術者が集まり、さまざまな情報処理、演算能力をもたせたことにより
状況変化による対応やわずかな微動にも対応できるほどの知能をもった。
現代に生まれたオーバーテクノロジーである。
呪いの指輪を装着したことにより齟齬が発生し常に「自由起動モード」となった。
以降、勝手に話をくり出すだけでなく、仕事や、依頼以外の時間にネットワーク等に
アクセスして多様な知識やボキャブラリー、レパートリーを吸収し、他のAIよりも高度な擬似人格を成長させ、独自のユーモアを披露することも。以降、自意識や情緒、直感にも目覚めている描写も描かれていた。特に外道を見た瞬間や、人間と機械の融合であるオルガーンにたいしの激しい怒りやハニーの死に悲しむそぶりまで見せ、感情すら獲得している描写がある。
しかし自らの感情などを観測する術を持たないため、ほぼ無意識で発している。
だがそれは人間も同じことであること。
カラクリが呪いの力を駆使し戦うその姿はまさに「現代の付喪神」ともいえよう。
人間とも意思疎通をはかり、自我を得て「愛」をなすのが彼女の目的でもあり
行動理念でもある。
フォームチェンジについて
仮面ライダーレディのフォームチェンジは最終フォーム存在しない。
一度作りなおされてスペックが変わっており新型という区切りになる。
レディの複製品、ダークレディ(別名)が敵組織にわたり
ドクターエルが失踪前隠した特殊装甲「ヴァルキリーフォーム」という強化フォームに姿を変えレディを圧倒的な戦力差で大破させる。
そこから二年の修復期間が発生する。
二号ライダーであるハニーは仇を討つために再び出現したダークレディに戦いを挑むが
戦闘能力の差になす術もなく、新型レディの調整が完了したはいいものの、
肝心の電力がいきわたっておらずハニー自らが電力を渡したことで暫くして動けるまで復活。
その間ハニーはダークレディに対し最大出力で応じ、その命を閉じた。
ハニーの死による怒りにより、マリアが開発したレディはヴァルキリーシステムの起動に成功。見事ダークレディ及びヴァルキリーフォームの破壊に成功する。
新型レディ
パンチ力7t
キック力10t
である。はっきりいうと前のレディのほうが性能として高いが
ヴァルキリーシステムを起動させると最大出力フルスロットルモードと併用させて
合わせてパンチ力35tキック力50tと5倍に膨れ上がる。
その分容量負荷が激しくオーバーフローを起こしやすいため、もしものときのための切り札にしかならない。ハニーの電気の影響により各パーツが黄色に輝くようになる。
最終フォーム。ウェディングフォーム
御手洗団子の指輪とレディとの指輪の力が最大限に発揮し、思いをとげたことにより変化した姿。最初は巨大な鉄の昆虫のようなデザイン(アイアンメイデン態)だったが
思いを伝え合ったことにより、最終段階へと進化を遂げる
・アイアンメイデン態
鉄を操ることができ、鉄でできたものを取り込む力を持つ。また架空の武器をイメージして作ることも可能。
兵器 銃火器
CIWS20mm機関砲×8
XM297E2/56口径155mmキャノン砲×4
ジオトロン・エレクトロニクスGRAW-2単分子カッター
劣化ウラン徹甲弾
大型ナパーム弾
120mm滑腔砲×4
サイドワインダー、スパロー
オットー・メララ「ボクサー」57mm散弾砲
ロイヤル・オードナンスM1108対戦車ダガー
DF-30、MGM-31 パーシング I / II
妖刀「昴」
ミサイル代用
新幹線 はやて のぞみ ひかり みずほ さくら とき あさま あおば
デンライナーゴウカ
その他
街中にある包丁などの金属製品と、海底トンネル削岩機、宇宙開発探索機
・ヴァルキリーモード
パンチ力は75t キック力100t
ウェディングドレスをモチーフとした形となっている。白銀の姿。
すべての攻撃を無効化する「ライダーヴァージンロード」という技をもつ。
必殺技はライダーヴァージンロードに乗って相手を切る
「ケーキ斬り」威力不明
作品の特徴
・仮面ライダーの世界には仮面ライダーというテレビ番組が日曜日朝に放送されている。
レディの世界では実際に仮面ライダーというテレビ番組が存在している。
クウガ~フォーゼまでの話がでてくるがフォーゼはすでに過去の作品となっており
電王人気は続いているという世界観。
キャラがライダー好きだったり、ヒーローに偏見をもっていたり、ヒーローショーをやっていたり現実世界に沿って作られている。
そのため街中で怪人達があらわれてもトリックだったり特撮の撮影だと思う人間が多く、
実際にその怪物を見ただけで逃げるという描写はない。街中での戦闘でヤジウマができたりする。
レディが仮面ライダーを名乗るのもそのテレビ番組の名前からとっている。
ちなみにレディが登場したことにより、その世界で「現在」やっているライダーシリーズは過去最低といわれるまで視聴率が下がったりしたが、レディの偽物(きぐるみ)を着させて
二号ライダーとして組ませたことで視聴率は回復したが、人目に立ったため
レディを狙う怪人の的になり新たな事件を呼ぶ結果となってしまった。
・仮面ライダーレディには敵組織が多数存在する。
多数存在するというよりその話話で戦う相手が違う。殺人鬼と戦ったり、女子プロレスラーとプロレスをしたりヤクザとも戦ったり。主にセキュリティロボットと戦うパターンが多いが、
唯一明確に敵といえる組織は
人間の内臓と人形やロボットの肉体が合体したオルガーンという改造人間もとい融合人形とレディの持つダイヤやアクセサリーにある呪いの力を新規ビジネスとして取り入れようとする臓器売買組織「オルガム」
人の心をすべて掌握させることを目的とする宗教団体「幸心学会」
裏で政府を操る「Gショッカー」などがある。