概要
OVA「幻夢戦記レダ」に登場した、巨大ロボット。身長は約15m。
飛行形態である大型の飛行機「レダの翼」に変形し、自在に飛行することが可能。レダの戦士である朝霧陽子が起動させ、操縦する。
武装は、レダの翼時には操縦席の機銃、レダの鎧形態では殴りつける事のみ(後付の武装の有無や、使用しなかっただけなのかは不明)。
ノベライズでは、特殊な武装や機能を搭載している(後述)。
くどいようだが、主人公が着ているビキニアーマーの事ではなく、主人公が搭乗するロボットの事である。
登場
レダ教徒たちの本拠地「レダの神殿」の奥、「レダの翼の間」に隠されていた。
「レダの翼の間」には、鎮座していた台座のような椅子が一つあるのみで、レダの戦士である陽子が腰を下ろすと、反応し起動。その姿を現す。
アニメ劇中では、後方の壁が開いて、レダの翼の胴体部分がその姿を現す。台座はそのまま操縦席になり、胴体部に折りたたまれ、レダの翼のウイング部が両足になり、ロボット形態であるレダの鎧へと変形する。
台座自体には、最初から風防などが付いていたため、あからさまに「何かの操縦席」のような様相をかもしていた。
菊池秀行氏によるノベライズでは、陽子が台座に座って反応するまでは同じだが、続いて周囲の岩肌に(レーザーのような)細い光が走り、材料が切り出され、組み立て作業が始まる。
そのまま細かい装置類、エンジン、姿勢制御装置などが切り出され、組み立てられ、組み込まれ、製造過程を経て完成し、その姿を現す。
最初に椅子には風防などが無く、組み立て作業で初めてそれらも組み立てられ、装着される。
ウイングには、レーザー光線砲を内蔵。また、装甲は敵のドリルタンクのドリルを弾く硬度を持つ。
内部には「テレパシック・コンピューター」……念じるだけでアクセスできるコンピューターが内蔵され、敵メカニックに対しこちらから任意のプログラムを入力し、自滅させる事なども可能。
OVA、ノベライズともども、敵の本拠地である浮遊城ガルバへと乗り込む足となるが、本作はロボットアニメではないので、あまり活躍のシーンは無い。
デザインは豊増隆寛。
立体の商品化は行われていないが、コミックボンボン85年1月号にて。モデラーでもある豊増氏本人の手による、フルスクラッチの作例が掲載された。ポーズは固定だが、レダの翼に完全変形する。
※外部リンク https://twitter.com/ryou_i_01/status/636917384985513984
関連イラスト
動画
幻夢戦記レダPV。0:59頃からレダの翼、およびレダの鎧が登場。