概要
ミカン科に属する果物。18世紀に文旦とオレンジが自然交配して誕生した。
皮は一般的には黄色であり、果肉は黄色や赤みの強いオレンジ色などがある。
名前の由来は、1本の枝に実が密集する様子がブドウ(グレープ)のように見えたことからとされる。
酸味のほかにほのかな苦み成分が含まれており、食後にひりひりするような刺激を感じることもある。
同じ柑橘類のスウィーティーは、グレープフルーツと文旦をかけ合わせた品種である。
普通に食べたり飲み物としての材料にする分には何も問題ないし健康にも良いが、グレープフルーツの中に含まれる成分には一部の薬の効果が無くなったり、逆に作用を強め過ぎて副作用が起こりやすくなってしまうという危険なものがある。
この為、定期的に薬を服用している人にグレープフルーツを摂取させるのはなるべく控えた方が良いとされている。