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概要

ツノザメ目オンデンザメ科に属するサメの一種。

ポルトガルドッグフィッシュ(Centrorcymnus coelolepis)と共にユメザメ属を構成する。

語源については、瞼状の器官により“目を閉じる”ことができることから、「夢を見るサメ」としてユメザメと名付けられたとする説が一般的である。なおこの行動自体はアイザメなどにも見られる。

インド洋を除く世界中の温帯〜熱帯に分布。日本では千葉県以南の太平洋から発見される。生活水深は約400〜1500mとされる。

全長は雄で約70cm、雌で約1m。最大記録は121cm。

他の多くのサメと同じく食性肉食であり、軟体動物を捕食する。

主に肝油を目的として他の深海サメと共に漁獲される。

生活している深海のような低水温環境では成長が遅いため、漁獲などの影響を受けやすく絶滅の危険性があるとされる。一方で、ニュージーランド自然保護局は独自の指標に基づいた評価で絶滅危惧種にはあたらないとしている。

ユメザメの編集履歴2022/08/07 13:31:08 版