概要
イカーナ地方で立ち塞がる難攻不落の巨大な岩の塔。その存在はタルミナ平原からも目視できる。
内部ではスイッチ式の複雑な仕掛けが施されており、どこからか岩が転がり落ちてくる。
また塔内では姿もないのに亡者の声が響き渡っている。
最後まで登るにはフックショットが必要だが神殿へ入るにはそれだけではまだ足りない。
天が地に
ロックビルの一番の仕掛けは天と地が逆転することにある。
ある紋章を光の矢が貫くことでその二つが入れ替わる。この仕掛けは神殿の内部にも影響を及ぼし、結果的にプレイヤーは神殿へ二度挑むことになる。
64版ゼルダ最後の関門にして最難関ダンジョン
イカーナ王国からロックビルへ入り、神殿を攻略する流れとなっているが、この一連の攻略。および「ロックビルの神殿」はゼルダの伝説シリーズの屈指の難しさと称され、その難しさから総力戦や総決算。または卒業試験と呼ばれている。
難易度の高さの理由として、64版ゼルダはほぼ全てのダンジョンがノーヒント攻略を求められるのが難易度を上げる要因とされる、
また、『ムジュラの仮面』は攻略するダンジョンの神殿が4つしかない為、前作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』と比較するとイベントなども含めて全体的に難易度が高く設定されている。
だが、発売以降さまざまなゼルダの伝説シリーズが発売されているにも関わらず、これらの事情を差し引いても今日をもって歴代最高難度と考えるプレイヤーも多い。
「ロックビルが攻略できたなら歴代ゼルダのダンジョンは全て攻略できる」とまで言われる事もあったほどの存在感を示したゼルダシリーズ屈指の最凶ダンジョン。
まさにプレイヤーがここまで鍛え上げてきたゼルダ脳の全てが試される。
前作『ゼルダの伝説 時のオカリナ』に登場した「水の神殿」と並び、シリーズを代表する高難度ダンジョンとなっている。