イヌヅカ・アキラ
いぬづかあきら
概要
埼玉県宇和佐町に有る広域指定暴力団『宇和佐組』構成員のひとり。敵対組織等からは『悪鬼』や『仏』の2つ名を持つ。好きなものは大トロで、苦手なものは耳に息を吹き掛けられる事。
天涯孤独な身の上故に家族は従兄弟のハルくらいで、幼少期は施設育ちから里子に出された気心知れた友人は複数いるも、『黒のテッツイ』登場人物である『サルジマきっぺい』とは文字通り犬猿の仲。親類は叔父夫婦と血筋のヒナ以外殆ど不明。
濃い茶髪の長髪で少し後ろに流した髪型。頬がこけていてメガネを掛け、普段は糸目だが、本気でキレると開眼する。初対面の新生児すら容姿の性(と内面の怒気)で激しく泣かれる。
義理人情は重んじるが、必要以上の馴れ合いを嫌うハードボイルドな一匹狼タイプで、「任侠道」を体現する本物の893…だったが、組長の娘めいと仲良くなる任務の為に甘味や少女趣味な情報に精通してしまい極道のソレから遠く離れつつある節がある。それが無くても元々の好みがお世辞にも硬派とは言えず壊れ気味(メイド服が好きだったりジブリ作品にはまる一方で赤の越中褌を常用しているなど趣味嗜好の硬軟が極端)。恋愛に至っては非常に奥手で、めいもこの事には呆れられている。
腕っぷしが強く、小さい頃から悪ガキ。中学時代はやさぐれて様々な武勇伝が周囲から独り歩きして現在に至る。基本的に人道に外れた輩には男女関係無く制裁を加えるが、子供や根が良い人など更生の余地がある者には機会を与える（寺での修行、組長やリュウらとの毎日説教、仕事の斡旋など)。また極道が誇れる仕事ではないことは常に念頭に置いており、自分たちに助けられ、憧れを抱いた者には全うなカタギの道を説く。
世界中に謎のコネクションを持つ。趣味は編み物。贈り物用にめいと編み上げた。悪徳食べ放題に行った際、出された特大太巻きを完食、その後大量注文。後日開催した宇和佐高校OB大食い大会では「俺は大トロ100貫」と注文する。
職業柄危険な状況で命の危機に晒され意識不明の重体になっても後遺症無く回復する頑丈な肉体の持ち主。犯罪者と勘違いされハルトに投げられた際も「俺じゃなかったら危なかった」と言ってるので冗談でなければ本人も自覚がある。
組長マサムネから娘めいの護衛任務を受け、仲良くなろうと画策するも、基本的には一緒にいるが、物陰に隠れ静観しながら事態の終息まで黙って見守る。彼女が暴力が嫌いな為、目の前での暴力沙汰は御法度。高い高いが好きと言う舎弟ヘイジのデマに踊らされ実行するなど幼児に見ている節がある。その間のIQは3だとあまねやマリアが開く愚痴聞き女子会『アローン会』で述べている。
ハルトとは小学校時代からの同級生で悪友の関係。ガキのまんまと茶化したりするが、暴行を加えた奴らが刑務所から出た際に反省の色が無かったと追加で制裁を加えに行く場面も。
鵜久森レオンにはトカゲ組との抗争で組自体が壊滅の危機に陥り、飢えで生死に関わる時期に、めいが10円のみでケーキを大量購買した縁から組員全員が救われて再起しており、893だと素性を明かした際は勝手に『薬剤師』だと曲解解釈されるが、便宜上の方便として通す場合は言葉を利用しながらも、逆にマモルと共に荒事の依頼をされるケースも有る。彼らに色々と面倒事を押し付けられており、マサムネにパン作りを懇願された際は日頃の鬱憤を晴らすべくスパルタ教育を施した(実際は不味いと東京湾に沈める仕置き)。
組を知っていても構成員の名前を知らないDQNは3分経てば顔面をタコ殴りに伸され、逮捕され塀の中に入るよりも、罪の度合いで過酷な制裁を与えることには定評があり、謎のコネクションを駆使し過酷な労働を与え、そこで稼いだ金は被害者への慰謝料に、事故で命を落とす可能性がある場合は額の高い保険も掛け保険金すら慰謝料に回す手厚い対応。彼の出ない話でも〆で別の主人公が「闇金に借金して大変だろうなぁ」つぶやくと悪役を追いかけ、笑顔で借りに来るのを待ってる光景が見える。闇金『イヌイヌファイナンス』だけでなく、リストランテ『mayo mayo』の経営者でもある。
投稿字幕では『イヌヅカアキラ』と通しており『・』は存在しないので留意されたし。
