ドラゴンの島
どらごんのしま
山札から目覚めた竜の声がする
概要
SQUARE ENIXより発売されたテーブルトークRPGをモチーフとした、ダウンロード専用タイトル。
『ドラッグオンドラグーン』『NieR』シリーズ等を手掛けたヨコオタロウの手掛けるRPG。楽曲制作に岡部啓一(NieR)、キャラクターデザインに藤坂公彦(DOD)を迎えるなど、往年のファンに馴染みのあるメインスタッフが揃っている。
対応機種はNintendo Switch、PlayStation、Steamと幅広い。
ゲームマスター:安元洋貴
クリエイティブディレクター:ヨコオタロウ
エグゼクティブ・プロデューサー:齊藤陽介
ミュージックディレクター:岡部啓一(MONACA)
音楽:岡部啓一 / 瀬尾祥太郎 / Oliver Good
キャラクターデザイナー:藤坂公彦
シナリオライター:松尾勇気
ディレクター:三村麻亜沙(Alim / エイリム)
特徴
本作はゲームマスターの導きのもとで、プレイヤーが主人公を動かし、章立てられた物語を進めていくものとなっている。シナリオや台詞は淡々と読み上げられるため、全編を通して非常にゆったりとしたプレイが可能。
アナログ感が突き詰められており、キャラクターや装備・道具類はもちろん、マップやダンジョンもすべて敷きつめられたカードで表現される異色作。
戦闘はターンごとに追加されるジェムを消費して使用するスキルや、ダイスの出目によって効果が変動するというシンプルな構成。
世界観はかなりブラックで、キャラクターカードには「表」と、条件を満たすことで閲覧できる「裏」が存在し、人物によっては“意味が分かると怖い話”になっていたりする。
ストーリー
遠い昔にドラゴンを撃退したとある王国に、ドラゴン復活の報が届く。時の女王の命によって、富と名誉を求める冒険者たちが災厄の象徴を打ち倒すための旅へと赴く中、自称勇者の青年もまた、莫大な賞金によだれを垂らしながら出立の準備を進めていた――。
ダスト(デフォルトネーム / 変更可)
剣を携えた、自称勇者の賞金稼ぎ。ゲームマスターからは「君」と呼ばれる。お金に関してやたらとがめつく、日頃の言動にも若干の難あり。メルブールをとても可愛がっている。
メルブール
ダストと連れ立っている、愛嬌のあるずんぐりむっくりな魔物。「きゅ~」と鳴く。とても食欲旺盛で奔放に振る舞うが、知性はそれなりにあるらしい。
クロエ
ドラゴン討伐に執念を燃やす瘦身の魔女。魔物嫌いのために街中で出くわしたメルブールを攻撃し、ダストとの口論の末に旅の連れとなる。
ゲームマスター / 安元洋貴
本作唯一の「声」。戦闘パートではギャラリーとしてプレイヤーの戦いぶりを観戦し、勝利を讃えてくれたりする。たまに噛んだり咳払いをしたりする。
外部リンク
『Voice of Cards』シリーズ 公式Twitter
『Voice of Cards ドラゴンの島』Original Soundtrack 特設サイト
関連タグ
Voice of Cards:ドラゴンの島(本作)→できそこないの巫女→囚われの魔物