蓬莱伝説
ほうらいでんせつ
概要
上海アリス幻樂団初の音楽CDである『蓬莱人形~ Dolls in Pseudo Paradise。』の一曲目。
ZUN氏が初めて手掛けたオリジナル楽曲であり、同氏が幻想郷について抱く想いが詰まっているとされている。
またニコニコ動画などでは「幻想郷はここにあった」等のコメントが書かれている。
ストーリー
収録されている音楽CDの正直村八人の話のプロローグもしくは第一章であると推測されている。
ストーリー内容
僕ら正直村はもともと八人だけだったんだ。全員で東の山に引っ越すことになって二年が経とうとしていたんだ。正直退屈な毎日だった。
ある日、一人が桃の木の脇に小さな穴を発見した。
そうそれから僕らはこの楽園に迷い込んだのだ。
そして僕は早速、人間をやめた。
最も好奇心の高い僕は、先を急ぎ森の奥を目指した。
奥で謎のピエロに呼び止められ、なにやら嬉しそうに玉の枝を手渡されたんだ。
受け取ろうとしたら、一瞬で首と体が離れたようだ。
僕は動くことも出来なくなって、二度と仲間に会うことが出来なかった。
残りの正直者は七人になった。
不死の薬は、あの始皇帝の使いですら見つけることが出来なかったというのに…
…蓬莱の玉の枝など見つかるものか。
※「楽園」とは、幻想郷のことを指すと考えられる。不死の薬という言葉は東方永夜抄の藤原妹紅や蓬莱山輝夜などが服用した蓬莱の薬が連想されるが、関連性は不明。
曲調など
和風の曲で、琴や竹笛が使用されていると推測されている。
だが、ピアノも使用されていて、何故か他楽器に合っている。
サビなどやリズムの盛り上げ方などが千年幻想郷や竹取飛翔があるので、何か関係があると思われる。
中には、「千年幻想郷と竹取飛翔の原曲」などと言われる事もある。
聞いてみればわかるのだが、前から知ってた感がハンパない曲である。ハンパない。
二回目のサビへの入り方が鳥肌がたつもので「鳥肌(涙腺)注意」と言われる。
また安眠用BGMすぎて、永眠用BGMなどと言われることもある。
いわゆる聞けばわかるやつである。
動画
アレンジ楽曲
アレンジ曲名 | サークル名(アーティスト名) | 登場年 | 備考 |
---|---|---|---|
蓬莱小新 | Arr. neochi | 2005 | |
蓬莱伝説 | Diverse System | 2005 | 「thE」収録 |
人形の森 | IRON ATTACK! | 2007 | |
しゃんはいほら~い | Klang-Gear×Seaside | 2008 | |
修羅場伝説 | モヒカンサンドバッグ | 2009 | |
Don't Look Back In Hourai | Sun Flower Field | 2009 | Vo.mineko |
月の導 ~ツキノシルベ~ | clear quartz | 2010 | |
蓬莱伝説 | a-TTTempo | 2011 | 「東方人形大戦8bitCollection 陽」収録 |
嗚呼、麗しき蓬莱よ | スタジオネネム | 2011 | |
East of Fantasia | Driving Kitchen | 2012 | |
Calling | 凋叶棕 | 2012 | Vo.めらみぽっぷ |
とおいよびごえ | 凋叶棕 | 2012 | Callingとの同時再生に意味あり |
蓬莱梓 | Karkan | 2012 | |
迷宮への挑戦 | AQUA STYLE | 2012 | みらくる☆超パーティー内使用曲 |
蓬莱の月物語~Moon Story~ | あ~るの~と | 2013 | Vo.うっちー |
「家族、猫を拾う。」 | 豚乙女 | 2013 | |
秘封仙境 | 大東亜研 | 2014 | |
nebula aspiration | 豆屋 | 2014 | |
ロア | Lunatico_fEs | 2015 | Vo.ヤヤネヒロコ 1569×EX永遠亭「零 -原点怪奇-」収録 |
ようこそ蓬莱の国へ | ぬまうおハウス | 2016 | |
たゆまぬ努力と飽くなき挑戦の先に -Go to Twilight Legendia | Glassy:oceaN | 2016 | |
Touch feat. TINY PLANETS | 魂音泉 | 2017 | |
申の二つ 「『仲良し村の八人の仲間たち』」 | 凋叶棕 | 2017 | 永遠の巫女 U.N.オーエンは彼女なのか? 桜花之恋塚 ~ Japanese Flower 空飛ぶ巫女の不思議な毎日との複合 |
Legend Unity | Rolling Contact | 2017 | |
シークレット・アンビション | TatshMusicCircle | 2018 | |
Party will almost end | 電解アンサー | 2018 |