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1 概要2 関連タグ昭和時代の民俗学者・藤沢衛彦の著書『変態見世物史』に記述がある、江戸時代天保9年(1838年)6月に、相州(神奈川県)浦賀の浜辺で生け捕りにされたという怪魚。
その姿は全体的には海老のようであるが、頭は猩々、顔は馬または猫を連想させ、鰭は四肢のようにしっかりしていた。さらに両目は鐘のように光り、腹は金色に輝いていたという。
日中は海中を泳ぎ、夜になると陸地に上がって過ごしていたといわれているが、生け捕りにされた後の記録は残っていない。
元の表記では「そう」は上が「赤」下が「相」という字で書かれているが、常用漢字では無いため現在ではひらがなで表記される。